◆ 記念の一打は打点付き

 ヤクルトの坂口智隆選手(36)が19日、敵地開催の阪神戦に「5番・右翼」で先発出場。第2打席に左前へ先制適時打を放ち、史上129人目となる通算1500安打を達成した。

 10月9日の広島戦から出場7試合連続安打でリーチをかけて迎えたこの日、相手先発・ガンケルの前に第1打席はニゴロに倒れたが、4回無死一二塁の好機で迎えた第2打席、カウント2ボールから147キロを左翼前へ運んだ。

 坂口は神戸国際大附高から2002年のドラフト1位で近鉄に入団。ルーキーイヤーにオリックスのマック鈴木から内野安打でプロ初安打を記録すると、順調に出場機会を増やし、6年目にレギュラー定着。2011年には175安打を放ち、リーグ最多安打のタイトルに輝いた。

 2015年限りでオリックスを退団し、32歳になるシーズンでヤクルトへ。昨季こそ故障の影響で出場機会を減らしたものの、移籍後3シーズン連続で150安打以上をマークするなど東京でも活躍。今季はこの試合前まで村上宗隆に次ぐチーム2位の98試合に出場し、打率.254(358-91)、キャリアハイの9本塁打をマークしていた。

 なお、この日はともに近鉄のユニフォームを着ていた巨人・岩隈久志投手(39)が今季限りでの現役引退を発表。近藤一樹投手(37)とともに奮闘する“最後の近鉄戦士”が節目を迎え、近鉄ファンにとっては特別な一日となった。