○ DeNA 9 − 2 巨人 ●
<21回戦・横浜>

 DeNA先発の大貫晋一は6回5安打2失点の好投で、自身初の2ケタ10勝に到達。球団の右腕としては2017年に10勝を挙げたジョー・ウィーランド(現カブス傘下)以来3年ぶり、日本人投手に限れば2016年に11勝をマークした山口俊(現ブルージェイズ)以来の2ケタ勝利到達となった。

 この日は3番・坂本勇人に3安打を浴びるなど走者を背負う投球が続いたが、1番・若林晃弘と2番・松原聖弥、4番・岡本和真を完璧に封じ込めるなど要所を締める粘投。6回に今季2被弾を喫している5番・丸佳浩に25号2ランを浴びて3点差に詰め寄られたが、なんとか6イニングを2失点で投げぬき、91球で降板した。

 援護したい打線は3回、相手先発の戸郷翔征に対し、8番・大貫が自ら右前打を放ち、9番・戸柱恭孝の右前打で一気に無死一三塁。一死後の2番・乙坂智の一ゴロの間に大貫が先制のホームを踏んだ。5回には大貫のバントミスの直後に、またしても戸柱から連打でチャンス拡大。NPB通算1000安打にあと5本と迫っている3番・ホセ・ロペスの9号満塁弾で突き放した。

 大貫降板後はパットンが7回をゼロに抑え、8回は平田真吾が招いた無死一二塁のピンチを石田健大が火消しの好救援。

 すると直後の8回裏、4番・オースティンの19号ソロで加点すると、さらにこの日初昇格したドラ1ルーキー・森敬斗が「代打」で登場し、左翼フェンス直撃の二塁打で鮮烈デビュー。森は大和の適時打で生還し、初出場・初打席・初安打・初得点の初モノ尽くし。ルーキーの一打が打線に火を付ける格好になり、結局この回だけで4得点を挙げて試合を決定づけた。

 これでDeNAは前カードから2連勝。今季の成績を52勝53敗5分として、借金を「1」に減らしている。