巨人の岡本和真は、“本塁打王”、“打点王”の二冠王に輝き、リーグ2連覇に大きく貢献した。

 坂本勇人、丸佳浩が開幕直後、打撃の状態が上がってこないなか、岡本が打線を牽引。6月終了時点で打率.475、5本塁打、12打点の好スタートを切った。

 6月25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島戦』で解説を務めた井端弘和氏は岡本について「調子が良いからかわからないですけど、無理に打ちにいっていないなという感じですよね」と分析し、「際どいコースまで昨年は手を出しにいっていたような気がしますし、余裕がなかったのかなと。今年は厳しいコースを来たときには、打つ気がさらさらないじゃないですけど、今打ってもダメというのをわかりながら見逃していると思います」と話した。

 6月30日のDeNA戦で国吉佑樹が投じた外角のカットボールを逆らわずにライト線に運ぶ適時打に、同日のショウアップナイターで解説を務めた佐々木主浩氏は「いますごい払うというか、当てただけ。首位打者を獲るようなバッターの打ち方ですよね。今のは本当に、うまかったですね」と絶賛した。

 7月1日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−DeNA戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、「逆方向に大きいのが打てるので、6月30日の一塁線のタイムリーも見事でしたよね。軽打ですけど、しっかりボールを引きつけて打っているので、しっかり振りにいくときと、逆方向に返すバッティングというのが整理できているんでしょうね。そこがしっかりできているところが今の好調に繋がっていると思いますね」と分析した。

 7月(.225)と8月(.218)は月間打率が2割台前半だったが、それを感じさせないくらいの打撃を見せた。

 7月26日のショウアップナイターで解説を務めた若松勉氏は、岡本の打球音に注目。「岡本選手もバットの芯に当てたらどこでも入っちゃう」と話し、タイムリーを放った第1打席の打球音に「今の音なんかでも非常に“キーン”という音が聞こえてきますもんね。芯に捉えれば、どこでもヒットの延長がホームランになるんじゃないかなという感じですよね。他の選手と違って、逆の考えでいいんじゃないかなと思います。キーンというバット音でしたから」と解説した。

 8月29日の中日戦で、フェンス直撃の二塁打を放った打撃に同日放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人−中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏は、「捉えたときの打球は本当にすごい。弾道が低かったので、ホームランにならなかったですけど、普通のバッターだったらセンターフライになっていると思います。伸びていってフェンス直撃ですからね」と驚いていた。

 9月以降も素晴らしい打撃を見せ、9月15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏は、「見ていて、泳がされて打たされたという打席が減りましたね。上手く狙い球を絞っていると思いますよ。外の球を逆方向にホームランにするときも、狙って打っているんだと思うんですよね。その辺がワンランクアップしたなという気がしますね」と岡本の打撃を絶賛した。

 坂本、丸とともに打線を引っ張った岡本。来季も今季以上の働きに期待したい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)