● 巨人 5 − 10 阪神 ○
<4回戦・東京ドーム>

 3ゲーム差で迎えた首位攻防戦は阪神が先勝。ジェフリー・マルテ、大山悠輔、ジェリー・サンズが揃ってアーチを描く一発攻勢で連勝を「8」に伸ばした。

 初回、二死無走者から3番・マルテが左中間席へ放り込み先手。先制すれば15連勝中という不敗神話がさっそく発動した。2回には打撃不調の近本光司の適時打で加点すると、3回にはマルテの2打席連発に続いて4番・大山も2者連発。相手先発・サンチェスに3本塁打を浴びせて5失点KOした。

 猛虎の勢いはまだまだ止まらない。1点差に詰め寄られた直後の6回に5番・サンズがドラ1右腕の2番手・平内龍太から右中間席へ放り込み再び2点差。7回には満塁の絶好機で得点圏打率6割超えの7番・梅野隆太郎が2点適時打を放ち突き放した。

 大勢が決した9回には4番・大山がこの試合2本目の一発を左翼席へ放り込みダメ押し。今季初めての東京ドームでクリーンナップ計5本塁打の大暴れで、チームとしては2014年シーズン以来7年ぶりとなる8連勝を飾った。

 中5日で先発した西勇輝は5回6安打4失点で今季3勝目(1敗)。6回以降は岩貞祐太、小林慶祐、岩崎優が無失点リレーで繋ぎ、この日昇格したエドワーズが9回に反撃を受けたものの2安打1失点でしのいだ。

 矢野監督は試合後、「流れを引き寄せるような素晴らしいホームランだった」と打線の一発攻勢を振り返りつつ、「サダ(岩貞)が流れを止めるようなピッチングをしてくれた。ゲームの流れでは大きかった」と2点差の6回を無失点に抑え、その後の得点を呼び込んだ2番手左腕の仕事ぶりを高く評価した。

 阪神は今季16勝4敗で貯金12。セ・リーグ首位を突き進む勢いはまだまだ止まりそうにない。