◆ 「1番・源田」&「2番・スパンジェンバーグ」が機能

 引き分けを挟んで6連敗中の西武が本拠地で好調ロッテと対戦。プロ2年目で初勝利を目指す20歳右腕の上間永遠は序盤、走者を許しながらも最小失点で切り抜けると、打線が4回、足を絡めた攻撃で石川歩から2点を奪って逆転に成功する。

 その後、5回にも1点を加えると、4回、5回と三者凡退で終えていた上間に替えて盤石のリリーフ陣を投入。最後は最近の試合で救援に失敗していた増田達至がしっかりと締め、上間にプロ初勝利をもたらした。

 西武の辻発彦監督はこの日、当たりの止まっていたルーキーの若林楽人をスタメンから外し、打撃が好調な源田壮亮の打順を繰り上げて「1番」で起用。源田の座っていた「2番」には、こちらも好調なコーリー・スパンジェンバーグを置いた。

 すると4回、その新1、2番が連打で出塁し、無死一、二塁となり、3番・森友哉が放った左飛で源田がタッチアップ。さらに、左翼手・角中がサードへボールを投げる間に一塁走者のスパンジェンバーグも二塁を陥れ、一死二、三塁とし、4番・中村がインコースのボールを詰まりながらもレフト前に運んで、2者が生還した。

 この新たな打線について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは「西武の場合は長打が打てない時は足で攻める。いろんな攻撃のパターンを持っている中で、スパンジェンバーグには一発もあり、足もあるので使い勝手がいい」とコメント。

 ここまでリーグ2位の7盗塁をマークしている源田の後ろに、様々な役割が期待できるスパンジェンバーグが入る打線を評価。同じく解説を務めた岩本勉さんも「ひっぱりのきくバッターの2番は魅力」と続け、MCを務めた大久保博元さんも「オーダーの形ができそうな、見えそうなゲームだった」と、連敗から脱出したチームの巻き返しに期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』