◆ マーティン、安田が打点を挙げると今季1度も負けなし

 ロッテのマーティンと安田尚憲が打点を挙げると、今季一度も負けていない。

 今季、マーティンと安田がそろって打点を挙げた試合は、4月29日の西武戦を含めて7試合ある。今季初めてそろって打点を挙げた試合は、今季チーム初勝利となった4月1日の楽天戦。0−0の初回にマーティンが先制ソロを放てば、安田は2回に満塁の好機で走者一掃の適時二塁打を放つなど5打点の大暴れ。翌2日の日本ハム戦も安田が先制の適時二塁打を含む4打点、マーティンも2試合連続となる第3号本塁打を放った。4月7日のオリックス戦は1−1の3回にマーティンが勝ち越し適時打を放つと、3−2の7回にマーティンのソロ、安田の2ランが飛び出した。

 直近では4月29日の西武戦、0−0の初回先頭の荻野貴司が四球で出塁すると、2番・マーティンがライトスタンド中段に今季第10号となる先制の2ランを放つ。4−2の5回は先頭の荻野がライト前に安打を放ち、一死後、3番・中村奨吾がレフト線の二塁打で二、三塁とし、4番の安田がきっちりとセンターへ犠牲フライを放ち、今季29打点目となる打点を挙げた。試合は5−2で勝利した。

 29日の西武戦はチーム5得点だったが、その他の試合はマーティンと安田がそろって打点を挙げれば6得点以上奪っている。彼らが打点を量産できる背景には前後を打つ1番・荻野貴司、3番・中村奨吾の出塁、さらには1つ先を狙った走塁によるところも大きい。

▼ 今季マーティンと安田が2人揃って打点を挙げた試合
4月1日vs楽天(○16−5)
マーティン:2打数1安打1本塁打1打点
安田尚憲:5打数2安打5打点

4月2日vs日本ハム(○16−4)
マーティン:2打数1安打1本塁打2打点
安田尚憲:5打数2安打1本塁打4打点

4月7日vsオリックス(○9−2)
マーティン:5打数2安打1本塁打2打点
安田尚憲:4打数3安打1本塁打4打点

4月17日vsオリックス(○7−2)
マーティン:5打数1安打1打点
安田尚憲:5打数2安打2打点

4月20日vs日本ハム(○8−4)
マーティン:4打数2安打1打点
安田尚憲:5打数1安打1打点

4月24日vsソフトバンク(○11−9)
マーティン:5打数2安打1本塁打2打点
安田尚憲:5打数1安打1打点

4月29日vs西武(○5−2)
マーティン:4打数1安打1本塁打1打点
安田尚憲:3打数0安打1打点

◆ 昨年も揃って打点を挙げると10勝1敗

 今季はここまで開幕からマーティンと安田がそろって打点を挙げた試合は、7戦負けなしだが、実は昨年の8月8日のオリックス戦から現在16連勝中。それどころか、マーティンと安田が揃って打点を挙げた試合は、公式戦通算17勝1敗と大きく勝ち越している。

 打線においてポイントゲッターであるマーティンと安田が打点を挙げれば、投手との兼ね合いもあるが、それだけ勝率が高くなるということだろう。こういった“不敗神話”はいつかは途切れるものだが、2人揃って打点を挙げて勝利する試合を1試合でも多く増やしたいところだ。

▼ 2020年マーティンと安田が2人揃って打点を挙げた試合
7月7日vs西武(○8−6)
マーティン:3打数1安打1打点
安田尚憲:4打数1安打1本塁打2打点

7月30日vs楽天(●3−4)
マーティン:3打数1安打1本塁打1打点
安田尚憲:3打数0安打1打点

8月8日vsオリックス(○9−3)
マーティン:5打数3安打1本塁打4打点
安田尚憲:3打数1安打1打点

8月9日vsオリックス(○4−0)
マーティン:2打数1安打1本塁打1打点
安田尚憲:4打数1安打2打点

8月14日vs日本ハム(○12−5)
マーティン:3打数1安打1打点
安田尚憲:4打数3安打3打点

8月16日vs日本ハム(○6−5)
マーティン:2打数0安打1打点
安田尚憲:2打数0安打1打点

8月18日vsソフトバンク(○6−4)
マーティン:4打数2安打1打点
安田尚憲:5打数2安打3打点

8月20日vsソフトバンク(○5x−4)
マーティン:4打数1安打1本塁打2打点
安田尚憲:5打数2安打1本塁打1打点

8月21日vsソフトバンク(○7−3)
マーティン:4打数0安打2打点
安田尚憲:3打数2安打1打点

9月13日vsオリックス(○9−2)
マーティン:3打数1安打3打点
安田尚憲:4打数3安打4打点

9月29日vs日本ハム(○4−3)
マーティン:4打数1安打1本塁打1打点
安田尚憲:5打数3安打1打点

文=岩下雄太