● 中日 8 − 4 DeNA ○
<8回戦・バンテリンドーム>

 中日が序盤に2度のビッグイニングを作り快勝。「8番・左翼」でスタメン出場した根尾昂内野手(21)が、プロ1号の満塁弾含む2安打4打点をマークした。

 中日は初回、DeNA先発・大貫に対し一死満塁の好機を作ると、5番・高橋周が右中間フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち先制。さらに二死二、三塁で7番・阿部が、2点適時打を右前へ運び一気に4点を先取した。その後、1点差に迫られたが、3回は再び一死満塁の好機を作り。8番・根尾が大貫の3球目をフルスイング。捉えた打球はプロ1号の右越えグランドスラムとなり、8−3とDeNAを突き放した。

 先発の大野雄は4点リードの2回、7番・ソトに左越え3ランを浴び一気に3失点。それでも、根尾の援護弾のあとは本来の姿を取り戻し、7回7安打4失点の力投で2勝目(2敗)を挙げた。

 お立ち台には満塁弾を放った根尾が上がり、待望のプロ初本塁打について「次の1点が大事な場面だったので、三塁ランナーを返せるように最悪、犠牲フライと思い打席に立ちました。『やったー!』という感じでしたね」と笑顔。4月下旬はスタメンを外れる試合も多かったが「自分が出たときには、勝ちにつながる一打を打ちたいと思い準備してました」と振り返った。

 期待の若手が結果を残し、中日は本拠地で快勝。根尾は「コロナ禍でなかなかバンテリンドームに来れない状況ですけど、1勝でも多く勝って、ファンの皆さんに喜んでいただけるように頑張ります」と締め、ファンの大きな拍手を浴びた。