● 中日 1 − 2 オリックス ○
<1回戦・バンテリンドーム>

 オリックスは2連勝で残る借金は「2」。先発で7回4安打1失点の快投を見せた山本由伸投手(22)が5勝目(5敗)を挙げた。

 山本は2点を先制してもらった直後の1回裏、二塁打や自らの暴投で二死二、三塁のピンチを招くも、5番・高橋周を遊ゴロに退け無失点スタート。2回以降は本来の安定感を取り戻し5回までゼロを並べた。6回に3番・福田に右越えソロを浴びたものの失点はこれだけ。7回104球、4安打1失点、9奪三振1四球の快投で役目を果たし、降板後「立ち上がりからピンチの場面もありましたが、なんとか粘り強く投げることができたと思います。6回にソロホームランを許してしまいましたが、なんとかリードを守ってリリーフ陣につなぐことができてよかったです」と振り返った。

 2年ぶりの打席でも非凡なセンスを披露した。3回は二死一、二塁の好機で中日先発・大野雄の初球を弾き返すも、これは中日の右翼・根尾の好捕に阻まれ惜しくも右飛。二死無走者で迎えた6回の第3打席は簡単に凡打し投球に備えるかと思われたが、2球で追い込まれたあと6球連続ファウル。最後は見逃し三振に倒れたが、計9球を投げさせ120球に到達した大野雄はこの回でマウンドを降りた。

 打線は初回、4番・杉本の左前2点適時打で先制。立ち上がり不安定だった大野雄に対し、先頭の福田から四球を挟み4連打を浴びせた。2回以降は追加点を奪えなかったが投手陣がリードを死守。1点リードの8回以降はヒギンス、平野が1イニングずつを無失点でつなぎ、平野は3セーブ目(1敗)をマークした。