○ 日本 3× − 2 メキシコ ●
<現地時間7月22日 福島あづま球場>

 東京オリンピック(五輪)のソフトボール1次リーグの第2戦が22日に福島あづま球場で行われ、メキシコとの接戦を制した日本が連勝を飾った。

 この日、39歳の誕生日を迎えた上野由岐子が連日の先発登板を果たすと、2回に二塁打とバッテリーエラーで無死三塁のピンチを迎えたが、ここから三振、三邪飛、投ゴロで無失点で切り抜けることに成功。するとその裏、藤田倭が2試合連発となるソロを放って日本が先手を奪った。

 先制点をもらった上野は、3回、4回と6者連続で三振を奪うピッチングを披露。5回一死から同点ソロを被弾したが、5回までに10奪三振と奮投すると、その裏に一死二塁から“女房役”の我妻悠香が適時二塁打を放って勝ち越し、上野を援護した。

 試合は日本が1点をリードしたまま最終回に突入し、上野がそのままマウンドへ。しかし、先頭打者のファウルチップが主審を直撃して試合が一時中断すると、再開後に先頭打者に四球を与え、続くビダレスには安打で続かれて無死一、三塁のピンチに。迎えたウルテスの打球はセンターに飛び、中堅手・山田恵里が前進して捕球したかと思われたが、ボールはこぼれて同点に追いつかれた。

 なおも無死一、二塁という状況で上野は降板となり、後藤希友がリリーフ登板。すると後続を捕邪飛からの連続三振に斬ってとり、勝ち越しを許さなかった。しかし、日本の最終回は三者凡退に終わり、試合は無死二塁から始まるタイブレークに突入する。

そして迎えた延長8回表、メキシコがバントヒットで走者を三塁に進めると、守備の乱れもあって無死二、三塁とされてしまう。しかし、ここから後藤が再びの連続三振で二死とし、四球で満塁となるが、最後も三振でピンチを切り抜けた。こうなると、後攻の日本は二ゴロで一死三塁とし、渥美万奈の遊ゴロで三塁走者が生還。試合後、宇津木麗華監督が「精神力とコントロール」を称賛した後藤の好救援もあり、日本がサヨナラ勝ちを収めることに成功した。

 日本は今後、舞台を横浜に移して24日にイタリア、25日にカナダ、26日にアメリカと対戦し、その結果次第で27日に3位決定戦か決勝を戦うことになる。