◆ 先発・千賀も6回0封で「完全復活」

 後半戦に入ってから3試合連続で完封リレーを披露しているソフトバンクが、18日に行われた楽天戦でも完封リレーで快勝。2位・楽天とのゲーム差を「1」とした。

 試合は、ソフトバンクが初回に二死から柳田悠岐の内野安打を足がかりにクリーンナップ3連打で2点を先制。2回には二死一、二塁から柳田がしぶとく一、二塁間を破って3点目を奪った。

 一方の投手陣は、先発の千賀滉大が3回まで無安打ピッチングを披露すると、4回に一死から浅村栄斗に初安打となる二塁打を許したが、走者を得点圏に背負ったのはその一度だけ。安定したピッチングでスコアボードに「0」を並べ、6回0封で39イニング連続無失点の球団新記録を打ち立てた。

 その後を受けた嘉弥真新也、甲斐野央、板東湧梧、岩嵜翔も「0」を並べて連続無失点を42イニングに伸ばすと共に、記録も継続。前半戦を5割の4位で折り返した王者だったが、これで貯金を「3」として、早くも2位を射程圏内に捉えた。


 17日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは、「なんと言っても千賀。まずコントールが安定していた。四死球は1つずつで、それも内容があるもの。本当に際どいところを突いての四球。余裕を感じた」と絶賛。前半戦は不調や怪我に苦しんだ千賀だったが、「これは完全復活と言ってもいい。見ていて言うことなかった。完璧だった」と、五輪で復調気配を感じさせていた右腕の復活に太鼓判を押した。

 また、好調な先発陣の後を受けて無失点を継続している強力リリーフ陣についても言及。高木さんは「今日も8,9回で5奪三振。スイングをさせない。圧巻というか、凄いというか、ボールを自在に扱っている感じがした」と述べ、本来の勝ちパターンである森唯斗、モイネロの両投手を欠く中での大記録に感嘆。

 同じく同日の放送で解説を務めた江本孟紀さんも「私は、リリーフはひとりも走者を出していけないという主義。きょうは(リリーフ4人で許した走者は)ヒット1本だけ。四球とかで散々ランナー出して0点に抑えてガッツポーズして帰ってくるやつはダメ。これを見習わないと。こういう成績を」と続け、辛口で知られるエモやんもソフトバンクリリーフ陣のピッチングに脱帽した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』


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