◆CS開幕投手の大役を圧巻投球で応える

 ロッテの佐々木朗希が6日、楽天とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦に先発登板。自己最速の159キロを連発するなど、6回1失点10奪三振の快投を見せた。

 初回、自己最速を塗り替える159キロを3度計測。一死から2番・岡島、3番・浅村を連続三振に仕留めるなどパーフェクトスタートを切った。2回は先頭の4番・島内に右中間フェンス直撃の二塁打を許したが、後続を打ち取り二死二塁。7番・渡邊佳もボテボテの投ゴロに仕留めたが、自らの一塁悪送球で先制点を献上した。

 3回も一死二、三塁のピンチを招いたが、浅村を見逃し三振に仕留めるなど無失点。3−1と逆転してもらった4回以降もゼロを並べ、6回96球、4安打無失点、10奪三振2四球の快投で7回からリリーフ陣にマウンドを譲った。

 6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信さんは「ストレートは速いし、フォークはよく落ちるし最高のピッチングをした」と評価。

「立ち上がりの初球を見たときすごいなと。こういう短期決戦も初めて、今年はローテーションといっても空き空きで投げていたピッチャーが、(CS開幕投手という舞台で)力んで投げているんだけれど、そこにボールがいっているんですよ」とコメントし「自己最速をここで出すというのは並みのピッチャーではないということ」と底知れぬポテンシャルを発揮した20歳の右腕を絶賛した。

 同じく解説を務めた高木豊さんも「159キロを四隅に投げられたら打てないですよ。フォークも150キロ近いですし…」と、バッターとしてはお手上げのピッチングだったと語り、谷繫さんも「打てません」と同調した。

 ロッテは7日の第2戦で勝つか引き分ければファイナルステージ進出が決定。第2戦の予告先発はロッテが小島和哉、楽天が岸孝之と発表されている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』