◆ リフレッシュ?エースも離脱

 オリックスが5月未勝利の3連敗……。

 4日の試合は宮城大弥投手(20)が5回・105球と球数を要しながらも1失点の粘投を見せたが、打線の援護に恵まれず。リリーフが打たれ、1−2で接戦を落とした。




 高卒2年目の昨季、13勝(4敗)を挙げる活躍でチームの優勝に貢献。新人王にも輝いた若き左腕だが、今季は1勝2敗と負け越しており、防御率も4.15と苦しい戦いを強いられている。

 4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏も「本人の中では変わっている感じはないかもしれないが、打者目線で見ると何か違う部分が出てきているのだと思う。昨年の良い状態にはない」と不安を吐露。具体的な苦戦の要因としては「昨年と比べて、ちょっとキレがない感じ。ファウルにされて粘られるケースが多くなり、球数が増えてしまっている」と分析する。

 また、番組MCの野村弘樹氏は「昨年が実質1年目というところで、今年は同じボールを投げていても相手は見ている」と、いわゆる“2年目のジンクス”について指摘。「彼が頑張らないといけないし、もっとできるはず」とエールを送った。



 「頑張らないといけない」の裏には、エースの離脱という台所事情も大いにある。

 オリックスは4日、山本由伸投手(23)の登録を抹消。疲労を加味してのリフレッシュと報じられているが、斎藤雅樹氏は「エースなので、休養というのもどうなのかなと僕は思ってしまう。故障であれば仕方がないと思いますが……」とコメント。

 一方、解説者の谷沢健一氏は「今年は見ていると断トツの成績ではないんですよね」と昨季までの圧倒的なパフォーマンスが発揮されていない点に触れ、「去年の日本シリーズでも、ヤクルトにひとつも勝てなかったですよね。山本を攻略する方法がデータで出てきているのかも」と各球団の対策が追いついている可能性にも言及した。

 昨季はレギュラーシーズンとポストシーズンだけでなく、夏場は侍ジャパンのエースとして日本の金メダル獲得に大きく貢献。まさにフル回転のシーズンだっただけに、その反動も当然ながら不安視される。

 無理は禁物だが、チームは3連敗で借金も「2」と負けが込んできているだけに、嫌な流れを断ち切るためにも早期の復帰、そして完全復調が待たれる。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』




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