阪神は開幕9連敗、借金は一時最大で「16」まで膨れ上がったが、オールスター前最後の試合となった24日のDeNA戦に1−0で勝利し、勝率5割に到達した。

 阪神は3月25日のヤクルトとの開幕戦で、5回終了時点で8−0とリードしながら8−10で敗れ、そこからまさかの開幕9連敗。4月終了時点で9勝20敗1分と大きく負け越していたが、5月が11勝13敗で終えると、6月は14勝8敗1分、7月もここまで12勝5敗と大きく勝ち越し、ついに勝率を5割にさせた。

 開幕直後、4月時点では苦しい戦いを予想する解説者が多かった中、ニッポン放送ショウアップナイター解説者の山﨑武司氏は、解説を務めた4月14日の『ニッポン放送ショウアップナイター 中日−阪神戦』で「タイガースの今の現状で借金13(4月14日の試合前時点)。1カ月で借金を返済するのは到底無理な話なので、3カ月くらいのプランを立てて、13をどうやって5割に戻すか。普通であれば、5割に戻したらクライマックスに出られますから。まだまだ諦める時期じゃない。特に力のないチームじゃない」と話していた。

 また、その時の中継で山﨑氏は「あと120何試合あるわけですよ。クライマックスシリーズのことまで考えたら、クライマックスに勝ち上がれば、日本シリーズ出て日本一になれる。十二分にある。どれだけ戦力を整えられるか、そういう課題は山積みですけど、前を向くしかないですよねオールスター前でこれぐらいのゲーム差(10.5)だったら諦めるしかないんですけど、まだ4月14日ですよ」とも語っていた。首位とのゲーム差は4月14日終了時点で10.5差だったが、現在は首位・ヤクルトに11ゲーム差をつけられているとはいえ、CS圏内の2位に浮上している。

 開幕直後のことを考えれば、チーム力は間違いなく上がっている。首位・ヤクルトに再び優勝マジックが点灯し、リーグ優勝に向けて突っ走るが、阪神がどこまで追い上げることができるか非常に楽しみだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)