ロッテの佐々木朗希は3年目の今季、プロ野球ファンを大いに沸かせる1年となった。

 プロ3年目の今季、初登板となった3月27日の楽天戦で自己最速となる164キロを計測すると、4月10日のオリックス戦ではプロ野球史上16人目となる完全試合達成&NPBタイ記録となる1試合19奪三振を記録。続く17日の日本ハム戦でも8回を無安打に抑える投球を見せるなど、3・4月は5試合に先発登板して、リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残し、プロ3年目で初の月間MVPを受賞。

 5月3日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル』に出演した野村弘樹氏は佐々木のストレートについて「ベース盤で非常に強いんだと思います。スピン量も含めてですけど、ベース盤で勝負しなきゃとよくいうじゃないですか、スピードガンは手元のスピードなので、そこで勝負すると、甘く入ると打たれる。ベース盤上で力があるのでファウルを打たせたり、空振りが取れるんだと思います」と分析。フォークについても「まっすぐを打とうとするとまっすぐがファウルになる。まっすぐに合わせると落とされる。フォークを待っていても打てない」と話した。

 5月以降は、6月3日の巨人戦で5回5失点、8月3日の楽天戦、8月19日の楽天戦で5点を失うこともあったが、シーズントータルで見ると規定投球回に届かなかったものの、129回1/3を投げて9勝4敗、防御率2.02、リーグ2位の173奪三振を記録した。

 9月2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 阪神−巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は「調子良ければ、すごいピッチングをする可能性のあるピッチャー。完全試合をやった次の試合でも8回完全をやって、最近なんで打たれるんだと僕も聞かれるんですけど、そんなにずっと調子の良いピッチャーはいない。逆に佐々木朗希くんというのは絶好調であがったときには、そういうチャンスがあるピッチャーということですよね」と絶賛し、「イコール力があるんですけど、先発投手は調子が悪い時にマウンドに上がることが多いんですね。調子が良いのは年間3、4試合なので、普通か悪いかです」と話していた。

 5月6日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた若松勉氏は「完全試合をテレビで見ていたんですけど、いやあ〜打てないですね。やっぱり、まっすぐは速い、フォークもストレートのようにストンと落ちるわけですから、これは打てないな。それでスライダーとカーブ、何を狙っていいかわからないですね」と打者目線でその凄さについて語った。

 来季どのような投球を見せるか今から楽しみだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)