◆ 新人とキャッチボール「馴染めるように」

 DeNAの山﨑康晃投手(31)が1日、沖縄県宜野湾市で始まった春季キャンプの初日からブルペン入りし、捕手を座らせ31球を投じた。

 今年のテーマを問われると「守護神奪回ですね」と即答。「去年はすごく悔しいシーズンだった。守護神に返り咲けるように、(通算)250セーブの大台も待っているので通過点にできるように頑張りたい」と、残り23セーブに迫っている大台到達へ意欲を見せた。

 隣では昨季途中から抑えを務めた森原康平が投球練習中。来日2年目のJ.B.ウェルデルケンも抑え候補に挙げられており「全員が投げたいポジション。切磋琢磨しながら、いい競争の中で僕自身も成長したい」と意気込んだ。

「いい準備ができた」と語るように、体を絞ってキャンプイン。「走り込みなどのトレーニングで、昨年からだいたい8キロくらい痩せて(キャンプ初日の)ブルペンに帰って来られた。体は軽いです。ここからもう一回、鍛え直して、1年間投げられる体力をつけていきたい」と長丁場のシーズンを見据えた。

 ブルペン入り前のキャッチボールでは、ドラフト2位で入団した新人の松本凌人(名城大)とペアを組んだ。自ら声をかけたと言い「投手のルーキーは彼ひとりだけなので馴染んでいけるように。ペースとか何もわからないと思うので、彼が慣れるまでは寄り添って、競争とはいえチームですから、彼がペースをつかむまでは近くで見守っていきたいと思っています」と中心選手らしい気配りも見せた。

(取材・文=上村祐作)