2月3日(土)、4日(日)の2日間に渡り京都府城陽市にあるアウトドアレジャー施設「ロゴスランド」と、隣接する鴻ノ巣山運動公園野球場、多目的広場で、野球とアウトドアを通じて子どもの心を育む学童野球交流大会、「ロゴスランドCUP2024」が昨年に続き開催されました。



「大人の罵声・怒声禁止」や「6年生の高反発バット使用禁止」を特別ルールにするなど、昨年その取り組みが大きな反響を呼んだ同大会に、今年は富山、石川、滋賀、京都、奈良、岡山、徳島の各地から昨年の倍となる9チームが参加。180人もの子どもたちが交流試合を行いました。



試合の合間には、協賛企業である(株)フィールドフォースのギアの体験会やアクアクララ株式会社のウォータースポットも設置されお湯で温まりました。昼食にはロゴスコーポレーションがカレーを用意。試合後は隣接するロゴスランドでアスレチックやローラー滑り台、ふわふわドームで遊び、バーべキュー交流会では佃水産株式会社から鮪が提供されるなど食育への取り組みもありました。
子ども達は絆を深め、子どもだけでなく大人も含めた参加したチーム、家族みんなが「笑顔」溢れる大会となりました。

参加した全チームには二日間で3試合が平等に与えられ、トーナメント戦で優勝チームを決めつつも敗者トーナメント、順位決定試合も採用。負けても次があるので応援する大人も「罵声怒声禁止」の特別ルールの下、熱くなりすぎることもなく会場全体が終始和やかな空気に包まれているのが印象的でした。



二日間の大会を通して優勝したのは5年生の強化を目的に2年連続で参加した滋賀県の強豪「多賀少年野球クラブ」
決勝戦では好投手を何人も擁する京都市の右京区の6年生選抜チームに5−2で勝利し、見事栄冠を掴み、ロゴスコーポレーションから記念品が贈呈されました。



大会アンバサダーとして大会立ち上げから大会運営に携わっている、同クラブの辻正人監督は、この大会をこのように振り返りました。
「今年も大きな反響を頂いています。多賀少年野球クラブは保護者は参加せず子ども達だけで参加しています。親元を離れて自分のことは自分でやる、仲間といればテレビもゲームもスマホもいらない。野球以外の動きも観察すると子ども達の新たな一面も垣間見ることできます。一人の子は決勝当日の朝にロゴスランドで遊びすぎてユニフォームが泥だらけになり、ジャージで決勝戦に出場しました(笑)。これが許される『ロゴスランドCUP』は、子どもが笑顔で野球を楽しむ大会だと理解した、役員や審判、主催者や相手チーム等の柔軟な野球愛を感じました。本当に南京都少年野球連盟城陽支部には大変お世話になりました」



大会を企画した株式会社スポーツバックスの萩原雄一さんも、
「昨年多くのメディアに取り上げて頂き、今年は昨年の倍となる子ども達に参加頂き、嬉しい限りです。ロゴスランドもこの冬に過去最高の宿泊者を記録して、その反響に驚いていました。私自身、小学校6年生の息子が学童野球をやっている中で、息子にきつくあたってしまうことが多くありました。それはなぜかと自分自身に問いただすと、勝たないと次がない大会ばかりなので熱くなってしまったことに気付きました。ロゴスランドカップは敗者トーナメントもあるので負けても次がある、参加したチームは試合数が均等に用意されているので、大人も自ずと罵声怒声がなくなっている要因ではないかと感じました。
息子の学童野球を通じて感じたことは、「勝ち」以外に「価値」がある大会が少なすぎることです。このことが罵声・怒声を含む大人が熱くなってしまう要因なような気がしています。
もちろん勝ちを求める大会もあっていいと思いますが、その大会に参加することでこんな経験ができた、友達が増えたみたいな大会がもっとあるといいと思います。
みんなでゴミ拾いをして環境問題を考える大会や英語しか話せないみたいな大会があると、試合+αの価値があるのではと思います。
この大会をベースに各地でそのような大会が広まればと思います」(編集部)