3年ぶりの一軍出場を目指す美間


 プロ6年目を迎える美間優槻が、改造した打撃フォームで少しずつ自信を深めている。昨年はウエスタン・リーグで3年ぶりに10本塁打。9、10月度のファーム月間MVPを受賞した。勢いそのまま、若手が集うみやざきフェニックス・リーグでも全11試合で通算41打数20安打11打点、打率.488と打ちまくった。

「そのときのフォームがしっくりきていたので、固めている状態。構えで高かったトップの位置を低くした。(西武の)中村剛也さんのようなイメージ。バットが素直に出て、スイングのムダがなくなったと思う」

“おかわり打法”を確立すべく、オフも必死にバットを振っている。

 徳島・鳴戸渦潮高から入団し、一軍出場は5年間でわずか1試合。2015年のオープン戦でヤクルト・石川雅規から放った本塁打が買われ、石川が先発する開幕2戦目にスタメン抜てきされた。3打席凡退に終わり、以降は選手層の厚さに阻まれ、機会を得られていない。

 主に三塁を守る。カープの三塁といえば、確固たるレギュラーは不在。だが安部友裕、西川龍馬ら実績あるライバルがひしめく。美間は大穴と言うべき存在だろう。水本勝己二軍監督は「打席で自分のスイングができるのが一番いい。守りもうまい」と期待する。

 昨年元日に8歳上の一般女性と婚姻届を提出。

「結婚して気持ちが変わった。家族を支えていきたい。今年こそ」

 野武士風の面構えをしたパワーヒッターは気合十分に、初の記念日となる新年を迎えた。

写真=BBM