強力中継ぎ陣の中でも、欠かせない存在が岩崎だ。セットアッパーで起用されればタイトル獲得の可能性もある


 15年ぶりのVに向けて岩崎優の存在はキーになる。開幕をにらんで早めの調整を続ける左腕のペースも上がっている。

「自分なりにいつもより早めに仕上げないといけないのは、肩も、フォームもそうだと思います」

 ジョンソン、ドリスの退団で勝利の方程式の再構築が迫られる。特にセットアッパーだったジョンソンの抜けた穴をいかに埋めるか。

 昨季の岩崎のパフォーマンスは、夏場にかけて上昇カーブを描いた。14試合連続無失点をマークするなど絶好調だった。

 そのうち抑え役のドリスが不調に陥ったことで、ジョンソンに加えて岩崎がリリーフの中心になっていったのだ。

 17年に66試合に登板し、18年が61試合を投げ抜いた。19年は48試合で3勝0敗、防御率1.01、26ホールドの好成績を収めた。

「例えば走り込みにしても自分なりに増やしてきたつもりだが、もっと上げないといけないということだと思っている」

 過去に最優秀中継ぎは、藤川、久保田、福原、桑原らが獲得してきた。今シーズンもリリーフ陣の役割は大きくなる。

「優勝したいけど、ただ優勝するというのでなく、自分が引っ張っていくぐらい、タイトルを獲るぐらいの気持ちでやりたい」

 新しいシーズンに向けて岩崎は「しっかり安心して任せてもらえる中継ぎでいたい」と準備万端の構えだ。