慣れ親しんだ背番号「3」のユニフォームに袖を通したサブロー

 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は12月23日だ。

 2011年、故障で二軍に落ちた後、6月29日に突然、工藤隆人+金銭で巨人入りしたロッテのサブロー。フロントとの確執があったとウワサされるが、その真相がいまだはっきりしない謎のトレードだった。熱狂的ファンが多い選手だっただけに、衝撃も大きかった。

 巨人では球団方針もあって本名の「大村三郎」を登録名としたが、「サブロー」への復帰は早い。同年、日本シリーズ後にFA権を行使し、12月23日にはQVCマリンフィールドで古巣ロッテと2度目の交渉を行い、移籍が決定。約半年での復帰となった。

 登録名を「サブロー」に戻し、背番号も「3」に。移籍の決め手を聞かれ、「ロッテ愛ですかね。ジャイアンツにいるときもロッテの試合が気になった。やっぱり自分はロッテの人間だなと」と笑顔で語ったサブロー。3年契約で年俸総額は出来高含む4億円(推定)。巨人では48試合で19安打に終わったが、12年に36歳となる年男でもあり、巻き返しに燃えていた。

 その後、2016年までロッテでプレーし、引退。

写真=井田新輔