北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・清宮幸太郎

 日本ハム打線の中にあって流動的で、一番のウイークポイントになっているのが六番打者だ。開幕は渡邉諒で迎えたが、4試合目には清宮幸太郎となり、その後もビヤヌエバ、大田泰示、横尾俊建らが務めて固定できずにいる。その中でチームトップの13試合で六番で起用されているのは清宮。栗山英樹監督はプロ3年目を迎えた若きスラッガーの覚醒に大きな期待を寄せているが、ここまで打率.159、3本塁打、6打点、得点圏打率に至っては.069とチャンスで凡打するシーンを繰り返している。試合の行方を左右するポイントゲッターにもなる六番打者の選定、さらには清宮の奮起が待たれる。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・ロメロ

 多少の変動はあるものの、ここまで主に六番に座っているのが、今季から楽天に加わったロメロだ。オリックスで3シーズンを過ごした経験をベースに、打線の中で存在感を示している。7本塁打、長打率.581はいずれも主砲・浅村栄斗に次ぐチーム2位の数字だ。ただ、7月26日までのオリックス6連戦では引き分けを挟んで4連敗を喫するなど、打線全体の調子は下降気味。25日には浅村が今季初めて四番を外れ、ロメロが四番に入った。序盤戦で首位を走ったチームの立役者でもあるロメロが、チームを引っ張ってくれそうだ。

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・バレンティン

 クリーンアップの四番、五番が固定できない影響を受けて、六番も開幕から起用人数を増やしている。7月27日現在、6選手が座り、直近では打撃不振で打順を落としたバレンティンの定位置となりつつある。そのバレンティンは六番に降格してからもなかなか調子を上げられずに、打率1割台ともがく日々。7月24日の日本ハム戦(PayPayドーム)では自打球を足に当てる不運なアクシデントにも見舞われた。幸い大事には至らず、1試合欠場したのみですぐにスタメン復帰したが、8月にはグラシアル、デスパイネのキューバコンビがチームに合流予定。外国人枠の問題はないものの、ポジションの問題で、このままでは取って代わられる可能性も……。何とか復調のきっかけをつかみたいところだ。

埼玉西武ライオンズ



西武・中村剛也

 今季、主に六番に座っているのは中村剛也だ。7月27日現在、26試合に出場して打率.???、4本塁打、11打点をマークしているが数字以上に存在感は大きい。26日のロッテ戦(メットライフ)では1点ビハインドの一死一塁で小野郁が投じた150キロ直球をとらえ、センターへ同点適時二塁打。続く栗山巧の二塁打で同点のホームを踏んだ。歴代3位の6度のホームラン王に輝いているレジェンド。昨季は4年ぶり4度目の打点王も獲得している。今年8月に37歳になる19年目の大ベテランはまだまだ真価を発揮し続ける。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・中村奨吾

 直近2試合では七番となるも、中村奨吾が開幕から主に六番を担ってきた。レアード、マーティン、さらに期待の高卒3年目・安田尚憲とパンチ力の中軸の後に座り、巧み右方向への軽打も見せつつ、とくに一発長打も。上位と下位をつなぐパイプ役となり、打線の好循環を呼んでいる。下位打線からも好機をつくり、上位に回して得点できるのが今季の打線の1つの特徴だが、それを実現させているのが、この背番号8。最近は打線の組み換えも行われる中で、下位に座る隠れたキーマンとも言える存在だ。

オリックス・バファローズ



オリックス・ロドリゲス

 開幕時は攻撃型・二番を託され、以降は四番や五番に座ることもあるが、主に六番を打つのがロドリゲスだ。アウトコースのボールも強引に引っ張り、左翼席まで運ぶ強打が武器の新助っ人だが、ときに右方向への軽打も見せるなど、うまさも光る。三番・吉田正尚、四番・ジョーンズ、五番・T-岡田のクリーンアップの後に控える強打の背番号42とあって、相手は中軸との勝負を避けられない。新助っ人の加入で、打線の厚みは確かに増している。

写真=BBM