池田が先発不足に悩むチームの救世主となるか

 オープン戦は全日程を終了。あとは週末のシーズン開幕を迎えるのみとなった。日本ハムのオープン戦順位は5勝8敗で9位。パ・リーグ最下位ではあるが、シーズンに向けて好材料もあった。その一つが先発投手が一定のパフォーマンスを見せたことだ。

 有原航平がメジャーに移籍し、バーヘイゲンは来日のめどが立たず、先発不足は深刻化。開幕投手に内定している上沢直之に続く先発の擁立がクリアすべき課題とされる中で、うれしい誤算は楽天からトレードで加入した池田隆英だ。オープン戦では先発2試合を含む3度の登板で無失点とほぼ完璧な内容で、開幕ローテ入りへ猛アピールに成功している。ドラ1右腕の伊藤大海も2度目の先発マウンドで7回無失点と結果を出した。伊藤は開幕2カード目、札幌ドームでの本拠地開幕戦の先発マウンドを託されている。

 加藤貴之は先発で長いイニングを投げ切っており、河野竜生も調子の波はあるにせよ、先発ローテ入りの資格は十分にある。これに吉田輝星、北浦竜次らが加われば、先発投手のめどは立つ。

 クリーンアップを中心とした打線はライバル球団と比べても見劣りはしない。先発投手が6回までリードを守り、長谷川凌汰→宮西尚生→杉浦稔大の勝ちパターンにつなげていきたいところだ。

◆日本ハム先発候補のオープン戦成績◆
上沢直之 3試合15回(最長6回)、防御率1.80
池田隆英 3試合10回(最長5回)、防御率0.00
伊藤大海 2試合11回(最長7回)、防御率2.45
加藤貴之 1試合7.1回、防御率0.00
河野竜生 3試合9回(最長6回)、防御率10.00
吉田輝星 1試合4回、防御率2.25
北浦竜次 3試合7回(最長4回)、防御率3.86
金子弌大 2試合5.2回(最長3回)、防御率9.53
文=BBM 写真=佐藤真一