2021年3位・読売ジャイアンツ
巨人・高橋優貴
リーグ3連覇、9年ぶりの日本一を目指した2021年は大失速が響いた。シーズン序盤から主力選手が故障などで相次いで離脱し、オーダーを固定できず。後半戦は先発投手不足による中4〜5日ローテーションも敢行。特に首位から転げ落ちた9月以降は球団28年ぶりの「9試合連続2得点以下」や「22試合連続で先発投手に白星つかず」という球団ワーストタイ記録もあり、10勝25敗8分け。打線の再整備はもちろんだが、まずは6勝にとどまったエース・菅野智之の復活、2ケタ勝利が高橋優貴1人に終わった先発陣の確立は、V奪回へ向けた最大のポイントと言えるだろう。
写真=BBM