◆「勝利することにフォーカスできれば、いい結果が待っていると思う」

 キャリア2年目の今季、シェイ・ギルジアス・アレクサンダーはオクラホマシティ・サンダーでトップスコアラーとして活躍を続けている。

 カナダ出身のコンボガードは、196センチ82キロと細身の身体ながら、シュート力が増し、ここまで平均19.4得点4.9リバウンド2.9アシスト1.1スティールをマーク。

 12月30日(現地時間29日)には敵地スコシアバンク・アリーナへと乗り込み、昨季の覇者トロント・ラプターズを相手にギルジアス・アレクサンダーはゲームハイとなる32得点に7リバウンド3スティールをたたき出し、98−97で辛勝。

 1点ビハインドで迎えた第4クォーター残り36.0秒。クリス・ポールのアシストからギルジアス・アレクサンダーは決勝弾となるフローターショットを放り込み、母国カナダのファンの前で、強烈な印象を与えたのである。

 ラプターズ戦が行われる前のこと。来年6月に行われる『2020 FIBA Olympic Qualifying Tournaments(オリンピック最終予選/以降OQT)へ出場することを宣言していたギルジアス・アレクサンダーは、カナダのメディア『TSN Sports』へこんな言葉を残していた。

「僕らとしては、(カナダ代表チームが)できる限りいいチームになりたいと思ってる。僕らの手にかかっているということ。僕らには間違いなく十分なタレントがいるからね。チームとして勝利することにフォーカスできれば、いい結果が待っていると思う」。

 来年の「東京オリンピック2020」へ出場するべく、強豪国がそろうOQTへ臨むカナダ代表は、ギルジアス・アレクサンダーのほか、ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)とRJ・バレット(ニューヨーク・ニックス)も出場をコミットしており、今夏行われたFIBAワールドカップのロースターよりも戦力を増強させて臨むことが濃厚。

 OQTが6月下旬に行われるため、もしナゲッツがNBAファイナルまで勝ち進んだ場合、シリーズ終了から1週間ほどでOQTを迎えることとなる。そうなるとマレーのコンディションが気がかりではあるものの、カナダ代表がOQTを行う会場はビクトリア(カナダ)で、ホームの利点というメリットがあるため、何としてでもオリンピック出場権を勝ち取りたいところだ。