7月30日、平成29年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)女子3日目は福島市国体記念体育館で8試合が行われた。トップシードの岐阜女子高校(岐阜県)は第1試合で聖和学園高校(宮城県)と対戦。

 聖和学園が優勝候補筆頭の岐阜女子にどのような戦いを見せるかに注目が集まったこの試合、出だしから岐阜女子が着実に得点を重ねた。ゴール下に位置するバイ・クンバ・ディヤサンにロブパス気味にボールが入ると、聖和学園が3人寄ってもそれを確実に決めていく。リズムをつかんだ岐阜女子は外角からもシュートも決まるようになり、リードを一気に広げた。

 その後も安定感の高い戦いを見せた岐阜女子。「ここまで順調にプレーできている。しかし、本格的な戦いはこれから。自分たちはアドバンテージがあるとは思っていない。勝つのはチームに底力のあるチーム。すんなりいくとは思っていないし、それは選手も同様だ」と、安江満夫コーチをはじめ、岐阜女子には油断という二文字が見当たらない。

 伝統校同士の対戦となった大阪薫英女学院高校(大阪府)と明星学園(東京都)はティップオフから明星学園が宝刀のゾーンディフェンスを仕掛ける。ボールマンへのプレッシャーが強く、パス回しにも豊富な運動量でカバーする3−2ゾーンに出鼻をくじかれた大阪薫英は追う展開に。後半、エース峰晴寿音が明星学園のゴールに迫り、一時は逆転に成功するが、その後、明星学園がギアを1段階上げ、大阪薫英を振り切った。

 いよいよ明日、7月31日はベスト8が激突。会場をあずま総合体育館(福島市)に移し、準々決勝4試合が予定されている。注目は何といっても東京成徳大学高校(東京都)と桜花学園高校(愛知県)の一戦。ともに今大会好調を維持しているだけに、好ゲームが期待される。また、東京成徳大・木村亜美、桜花学園・山本麻衣のキャプテン&司令塔対決も楽しみだ。