◆衰えを感じさせないレブロン

 今シーズンのリーグ制覇に向けて、まずは7年ぶりのプレーオフ進出を決めたロサンゼルス・レイカーズ。長い低迷期間を経て、NBAを代表するフランチャイズチームが、いよいよポストシーズンへ帰還を果たす。しかしウェスタン・カンファレンスは強豪ぞろいであり、ファイナルまでたどり着くには厳しい道のりとなるはずだ。

 その中でも優勝に向けて必要不可欠なのが、スーパースターであるレブロン・ジェームズの活躍だ。今季キャリア17年目の彼は、ここまで平均25.7得点7.8リバウンド10.6アシストをマーク。健康状態を維持するために多額の投資を行い、念入りにコンディショニングを行っているレブロンは、35歳とは思えない驚異的なパフォーマンスを発揮している。『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者によれば、チームメートのアンソニー・デイビスは3月7日(現地時間6日)の113−103で勝利したミルウォーキー・バックス戦でのレブロンについて以下のように言及している。

「35歳という年齢で、あの驚くべきパフォーマンスをしていることは信じられない。彼はMVPだ。ミルウォーキーでの戦いぶりはリスペクトせずにはいられない。今季のヤニス(アデトクンボ)は極めて手強い相手だけれど、もっとも価値ある選手を定義づけるならば、僕らにとってそれはレブロンだよ。彼がコートに立っていない時の僕らのスコアを見れば一目瞭然さ。彼こそがMVPだ」

 バックス戦で前半にファウルトラブルに陥ってしまったデイビス。しかしレブロンはこれ以上デイビスにファウルをしてほしくなかったために、後半からは自らアデトクンボをマークすると告げたそうだ。レイカーズの番記者であるハリソン・フェイゲン記者が報じている。結果的にバックスのエースであるアデトクンボを抑えるという重要な役割をレブロンは果たした。

 この試合に続いて、9日(同8日)のロサンゼルス・クリッパーズにも勝利し、各カンファレンスの強豪球団に連勝をしたレイカーズ。チームが最後にリーグを制覇したのが2010年だが、「このフランチャイズを本来あるべき場所へと導くためにやってきた」とレブロンが述べたように、今シーズンの彼の活躍並びにレイカーズの結末は決して目が離せないことだろう。