8月2日にあづま総合体育館で行われた平成29年度全国高等学校総合体育大会 バスケットボール競技大会(インターハイ)の男子決勝で、福岡大学附属大濠高校(福岡県)が明成高校(宮城県)と激突。61−60で接戦を制し、2014年以来3年ぶりとなる大会制覇を遂げた。

 キャプテンの永野聖汰は試合後、「自分の代で優勝できてうれしいです」と想いを明かし、全国大会で思うような成果を挙げられなかった過去2年間について、「本当に悔しかったので、今年こそは優勝するという気持ちでやってきました」と振り返った。

 長きにわたって、オフェンシブで華のあるチーム作りを進めてきた福大大濠だが、永野はその伝統に変化があったと話す。「今までは、カッコ良くてキレイなバスケットをやっていました。でも、今年はそれをなくして、泥臭いプレーを全員で意識しています」。チーム像の切り替えは「最初は難しかったです」と、順応に戸惑ったことを明かしながらも、「今までの歴史はありますが、ガラッと変えています。リバウンドやルーズボールを必ず自分たちのボールにするということを意識すれば、チームが勢いづきます。泥臭いプレーって気持ちいいという実感もあって、楽しさも出てきます」と、新スタイルへの誇りを示した。

 また、ともにガードとして先発出場する、1つ年下の中田嵩基にも言及。西福岡中学校時代から同じチームでプレーする中田について、「U19(男子日本代表)で経験を積んだことで、コートの中でリーダーシップを発揮できています。自分も中田を信頼しているし、自分も信頼されていると思います。これからも2人の関係はいいと思います」とコメントした。