◆開幕戦で好パフォーマンスを披露したジョージ

 いよいよ2020−21シーズンが幕を開け、今季の優勝候補の1つであるロサンゼルス・クリッパーズは、昨季王者のロサンゼルス・レイカーズと激突。この日、前半こそは点差を縮めてきたレイカーズに対し、後半も主導権を渡さなかったクリッパーズが116−109で勝利。特に後半だけで26得点を叩き出したポール・ジョージは、3ポイントシュートやジャンプシュート、レイアップなど高確率で沈めていき、最終的に33得点をマークした。

『Clutch Points』によれば、この試合後にジョージが試合内容について振り返ったという。「素晴らしかったと思う」とコメントすると、「僕らは優れたショットを放っていたし、自分たちが欲していたショットを何度も決めていた」と、語る。この試合ではスコアリングだけでなく、ピックアンドポップから新加入のサージ・イバカのジャンパーに繋げたり、ドライブからアウトサイドへキックアウトなど、アシストも決めていたジョージ。「アグレッシブだったし、ボールを回してアタックし、オープンな仲間を見つけていた」ともつづった。

「これこそが彼だ。自由に戦って欲しいと思う」とコメントするのは、クリッパーズのアシスタントコーチから、今季は指揮官へと昇格したタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)だ。オフシーズン中にジョージは、昨季ドック・リバース元HCの下でJJ・レディック(ニューオーリンズ・ペリカンズ)のようなシューターの役割を担っていたことに苦悩していたと明かしていた。もっと自由なプレーを欲していることを彼は語っていたが、ルーHCは「我々はああいうプレーを彼に欲しているんだ」と言葉にしており、今季はよりジョージが理想とする戦いを見ることができるかもしれない。1試合目にして目を見張る戦いぶりを披露したジョージが、今後どんなパフォーマンスをしていくのか注目だ。