◆初得点は約2年ぶりのダンク! ハーデンは「いい仕事をしてくれたと思う」

 3月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツがホームでワシントン・ウィザーズ戦に臨み、113−106で勝利を手にした。

 序盤こそウィザーズにリードを奪われ、第1クォーター残り7分14秒で6−20と14点差をつけられたものの、ネッツはタイムアウト明けにカイリー・アービングがジャンパーを放り込むと徐々に反撃。

 第2クォーターにジェームズ・ハーデンの9連続得点で逆転に成功すると、リードを2ケタに広げるなどペースをつかむ。試合時間残り約3分に1点差まで詰め寄られたものの、カイリーのアシストでニコラス・クラクストンが3ポイントプレーを2度も完遂させてリードを守り切った。

 この試合ではカイリーが28得点7リバウンド6アシスト3スティール、ハーデンが26得点8アシスト3スティールと両輪が活躍。さらにクラクストンが16得点3ブロック、ディアンドレ・ジョーダンが12得点、ジョー・ハリスが10得点と続いた。

 そしてこの日、9日に契約を結んだブレイク・グリフィンがコンディション調整の末に待望のネッツデビュー。第1クォーター残り4分37秒にスタンディングオベーションの中でジョーダンと交代してコートインすると、早速スクリナーとなってランドリー・シャメットのオープンスリーを演出。

 約15分の出場で2得点2リバウンド1ブロックに終わったものの、ダブルチームを引きつけてパスアウトしてチームメートの得点につながるプレーを決めるなど、持ち前の屈強な肉体を駆使して勝利に貢献した。

 さらに、第4クォーター残り11分39秒には、トップ・オブ・ザ・キーでフェイクしてロビン・ロペスを抜き去ると、そのままリング下へと突進してボースハンドダンクを炸裂。ネッツの一員として決めた初得点は、自身としては2019年12月以来、実に464日ぶりのダンク。

「一度決めればちょっと話題になるとは分かっていた。だからベンチへ向かって見下ろそうとはしなかった。けどディアンドレを見たらベンチから出ていて、皆が立ち上がっていてね。そうなるともう、笑うなっていう方が難しい状況だ。いい感触だったよ。あとは前に進むだけさ」とグリフィン。

 新たにチームメートとなったハーデンはグリフィンについてこう話している。

「最初の試合ではあったけど、快適にプレーしているように見えた。俺たちは彼にショットを打たせて、プレーに絡めようとしていた。ブレイクはこのチームにとってカギになるだろうからね。なぜって、彼には多才さがあるからだ。ミスマッチの問題を作り出せるし、すごくいいパサーでもある。彼をこのチームに組み込むことができたら、このチームはもっと良くなるだろう。最初の試合でまだ学んでいる最中ではあるけど、いい仕事をしてくれたと思う」。

 約1か月ぶりの試合を終えたグリフィンは「また戻ってくることができて最高だった。良いスタートを切れたんじゃないかな。でも、僕にはいくつか改善していく部分があるのは間違いないね」とネッツとしての初戦を総括。

 208センチ113キロという屈強な肉体に加え、オールラウンドなスキルも備わったグリフィン。ハーデンが話していたように、ネッツが長丁場を乗り切ってプレーオフを勝ち上がるうえで、貴重な働きをしてくれると期待したい。