4月29日(現地時間28日、日付は以下同)に行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズとデンバー・ナゲッツによる一戦は、第4クォーター残り3分18秒の時点でホームのナゲッツが109−96と13点をリード。

 だがそこからペリカンズはブランドン・イングラム、ロンゾ・ボール、エリック・ブレッドソーの3ポイントなどで猛追し、残り9.9秒にイングラムが長距離砲を沈めて2点差まで肉薄。タイムアウト明けのプレーでナゲッツはニコラ・ヨキッチがターンオーバーをしてしまい、ペリカンズに同点または逆転勝利のチャンスが舞い込んできた。

 ところが、イングラムからザイオン・ウィリアムソンへと渡ったペリカンズ最後のポゼッションはヨキッチのブロックに遭ってしまい、ナゲッツが114−112で逃げ切った。

 今季戦績を41勝21敗としたナゲッツでは、ヨキッチがゲームハイとなる32得点に7リバウンド8アシスト3スティール3ブロック、マイケル・ポーターJr.が28得点8リバウンド、ファクンド・カンパッソが19得点6リバウンド10アシスト2スティール、アーロン・ゴードンが10得点5リバウンドをマーク。

 一方、プレーイン・トーナメント進出を目指すペリカンズは、ウェスタン・カンファレンス11位の27勝35敗となり、10位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(31勝31敗)とのゲーム差は4.0まで開くことに。

 最後のプレー。ヨキッチは「彼(ザイオン)はダンクに行こうとしていたから、スコアさせまいとハードに向かっていったんだ。ボールだけを狙っていた」と語り、勝利へとつながったウィニングプレーとなった。

 だがリプレーの結果、ヨキッチはザイオンの手と頭に接触していたことが発覚。しかしながら、レフェリーはこのプレーをファウルとコールせず、ペリカンズの猛追も水泡と帰した。

 ザイオンはファウルをもらえなかったことについて「自分にできることはない」と話しつつ、「リスペクトを勝ち取らないと。僕はまだ2年目なんだ。もう何年かキャリアを積んでいくことが必要。できたら、これを機に変わってくれるといいね」とコメント。

 ペリカンズはイングラムが27得点7リバウンド5アシスト、ザイオンが21得点、ブレッドソーが17得点、ボールがトリプルダブル(16得点12リバウンド12アシスト)に4スティール2ブロック、ジャクソン・ヘイズが10得点を残すも悔しい敗戦となった。