◆レギュラーシーズンのMVPファイナリスト3名発表

 5月21日(現地時間20日)、NBAは2020−21レギュラーシーズンにおけるシーズンMVP(最優秀選手賞)の最終候補者を発表。ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)の3名がファイナリストとしてノミネートされている。

 まず1人目の候補者であるウォリアーズのカリーは、33歳にしてキャリア3度目のMVP受賞(2015年と16年に選出)の機会を得ており、今シーズンはキャリアハイとなる平均32.0得点で得点王に輝き、そのほかのスタッツでも5.5リバウンド5.8アシスト1.2スティールと高水準をマーク。3ポイントシュートは42.1パーセント、フリースローは91.6パーセントと依然として高い成功率を誇り、キャッチアンドシュートやプルアップスリーはもちろん、ダブルチームを仕掛けられてもディープスリーを沈めるなど、あらためてエリートプレーヤーであることをリーグに知らしめた。

 2人目の候補者であるエンビードは、今季シクサーズが東の首位に君臨するうえで、その躍進に大きく貢献した。個人としてはキャリアハイとなる平均28.5得点に加え、10.6リバウンド2.8アシスト1.0スティール1.4ブロックをマーク。強靭な肉体だけでなく、優れたフットワークとやわらかなシュートタッチを兼ね備えた現代的なビッグマンであり、3ポイントも37.7パーセントの成功率とこちらもキャリアハイだ。現在27歳と年齢的にも全盛期に突入しており、今後目が離せないスター選手の1人である。

 そして3人目の候補者は、近年勢力が増しており、西の強豪としておそれられるナゲッツのヨキッチだ。今季は平均26.4得点10.8リバウンド8.3アシスト1.3スティールを記録し、得点とアシストはキャリアハイ。センターでありながらハンドリングとアウトサイドでのプレーにも優れており、またリーグ屈指のコートビジョンとアシストセンスでオフェンスの中枢を担ってきた。あらゆるオフェンスの引き出しがあるため、攻略が極めて難しいビッグマンの1人として知られている。