8月3日(現地時間2日)から解禁されるNBAフリーエージェントとの交渉。今年は数多くのスターがフリーエージェントとなる可能性があり、FA戦線に注目が集まっている。その解禁を前に、『ESPN』のケビン・ペルトン記者が「2021年のNBAフリーエージェントベスト20」を発表したため、ここでご紹介したい。

 

◆■1位 カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)

 2度のNBA制覇とファイナルMVP、5度のオールNBAチーム入りを果たしているレナードは、2021−22シーズンの契約がプレーヤーオプションとなっており、これを破棄した場合フリーエージェントになる。

 昨シーズン52試合の出場で1試合平均34.1分24.8得点6.5リバウンド5.2アシストを記録した同選手は、ユタ・ジャズとのウェスタン・カンファレンス準決勝で右膝を負傷。その後手術を行ったため、今年中の復帰は絶望的と言っていい。レナードは以前、「健康体ならプレーヤーオプションを破棄するのがベストな決断」と発言していたが負傷したため、プレーヤーオプションを行使してクリッパーズに残留すると予想されている。

 

◆■2位 クリス・ポール(フェニックス・サンズ)

 2020−21シーズンで自身初となるNBAファイナルへ進出し、NBA制覇へあと一歩のところまで迫ったポール。5月に36歳の誕生日を迎えた大ベテランに優勝へ向けて時間的余裕はないため、難しい決断が求められることになる。サンズと契約延長を行うのか、プレーヤーオプションを破棄して他チームへと移るのか。その動向には大きな注目が集まる。

 

◆■3位 ロンゾ・ボール(ニューオーリンズ・ペリカンズ)

 
 2019−20シーズン開幕前にアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)絡みのトレードでペリカンズへと入団したボール。ペリカンズでの2年間で課題とされていたシュートを改善し、レイカーズ時代と比べて3ポイントシュートとフリースロー確率は大幅に向上させた。ボールは今オフの注目株とされており、ニューヨーク・ニックスやシカゴ・ブルズが食指を伸ばしていると報じられている。

 

◆■4位 ジョン・コリンズ(アトランタ・ホークス)

 2020−21シーズン開幕前、コリンズはホークスと延長契約を結ぶ権利を有していたが、金額面に大きな隔たりがあったため、今夏制限付きのフリーエージェントととなる。23歳の若手ビッグマンは、今シーズン63試合の出場で1試合平均29.3分17.6得点7.4リバウンドをマーク。4シーズンぶりに出場したプレーオフでも全18試合に出場し、イースタン・カンファレンス決勝進出へ大きく貢献した。シーズンをとおして活躍したため、多くのチームが獲得に興味を示すだろうが、ホークスは総額9000万ドルの契約を結ぶ方針のようだ。

 

◆■5位 カイル・ラウリー(トロント・ラプターズ)

 
 今年3月に35歳の誕生日を迎えたベテランガードは、今シーズン46試合の出場で1試合平均34.8分17.2得点7.3アシストを記録。まだまだ衰えは見られず、今オフの完全フリーエージェントの中では注目選手の一人に挙げられている。ペリカンズやレイカーズ、地元のフィラデルフィア・セブンティシクサーズが関心を示していると報道されているが、本人はレイカーズ行きに興味があるようだ。

 6位から20位は以下のとおり予想されている。

 6位:デボンテ・グラハム(シャーロット・ホーネッツ)
 7位:ダンカン・ロビンソン(マイアミ・ヒート)
 8位:マイク・コンリー(ユタ・ジャズ)
 9位:ミッチェル・ロビンソン(ニューヨーク・ニックス)
 10位:エバン・フォーニエ(ボストン・セルティックス)
 11位:ケリー・ウーブレイJr.(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
 12位:ダニー・グリーン(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
 13位:ジャレット・アレン(クリーブランド・キャバリアーズ)
 14位:ギャリー・トレントJr.(トロント・ラプターズ)
 15位:ノーマン・パウエル(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
 16位:デマー・デローザン(サンアントニオ・スパーズ)
 17位:ビクター・オラディポ(マイアミ・ヒート)
 18位:エネス・カンター(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
 19位:スペンサー・ディンウィディー(ブルックリン・ネッツ)
 20位:デリック・ジョーンズJr.(ポートランド・トレイルブレイザーズ)