8月28日(現地時間27日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは3チーム間のトレードで、シカゴ・ブルズの制限付きフリーエージェント(FA)だったラウリー・マルッカネンを獲得した。

 キャブズはこのトレードでラリー・ナンスJr.をポートランド・トレイルブレイザーズへ放出したものの、ジャレット・アレン、エバン・モーブリーという若手ビッグマンが2人いる中で、ストレッチ4タイプのマルッカネンを4年6700万ドル(約73億300万円)という高額契約でロースターへ加えた。

 そこで気になるのはチーム最古参となったケビン・ラブの去就。NBAキャリア13シーズンを終えたパワーフォワードは、キャブズで7シーズン目を終えたものの、昨季はふくらはぎのケガに悩まされたこともあり、25試合のみの出場に終わっており、ここ数年はずっとトレードトークで名前が挙がっている。

 昨季も平均12.2得点に7.4リバウンド2.5アシストと、32歳のベテランには平均2ケタ得点を記録する力はもちろん残っているものの、コリン・セクストンとダリアス・ガーランド、アイザック・オコロといった若手がおり、キャブズは若手中心の布陣へ移行しているのは明らか。

 そうした中、29日にラブの代理人を務める『Excel Sports』のジェフ・シュワルツは「クリーブランドとバイアウトの話は全くしていない。それにケビンとしてもバイアウトについては全然関心がない」と『ESPN』へ語っていた。

 2016年。ラブはレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)らと共にフランチャイズ史上初のNBA優勝に貢献。レブロンとカイリーはキャブズを去ったものの、ラブは高額な延長契約を結んでチームへ残留。

 ただ、契約が来季までの2年間で約6000万ドル(約65億4000万円)も残っているため、トレードするのは難しいだろう、というのが大方の予想。ラブの獲得に関心があるチームがあったとしても、あくまで契約をバイアウトして制限なしFAとなったらベテラン最低保証額の低年俸で加えたい、と見ているはず。

 もっとも、ラブからすれば現在も契約下にあり、バイアウトでキャブズを退団しなければいけないというルールはない。高額年俸を破棄してまでチーム側と交渉して制限なしFAになりたいと思えるメリットがないということなのだろう。