9月8日。ミルウォーキー・バックスのボビー・ポーティスが『Stadium』とのインタビューに応じ、シャムズ・シャラニア記者と言葉を交わした。

 昨季バックスへ加入した208センチのビッグマンは、ヤニス・アデトクンボ、ブルック・ロペスのバックアップを務め、レギュラーシーズン66試合(うち先発は7試合)の出場で平均20.8分11.4得点7.1リバウンド1.1アシストを記録。

 ここ4シーズンで平均出場時間が最も短かったものの、フィールドゴール成功率52.3パーセント、3ポイント成功率47.1パーセントではいずれも自己最高を残しており、プレーの精度は増していた。

 プレーオフでも平均18.3分の出場で8.8得点5.0リバウンドを残してフランチャイズ史上2度目の優勝に貢献。昨季終了後、今季契約(プレーヤーオプション)を破棄して制限なしフリーエージェント(FA)になったものの、アデトクンボの勧誘もあって再契約を結んだ。

 NBAキャリア6シーズン目で初のNBAチャンピオンとなった26歳は「毎回、俺が出歩くと『おっ。アイツと会えたぜ』とか、後ろにいる人が『優勝した男じゃないか』と言ってきたり、レストランで働く女性が『(優勝を)大事にしてね』と言ってくるような感じだね。もう本当にクレイジーさ。クレイジーな体験をしているよ」と優勝した後のことを明かし、「もうクレイジーな経験をたくさんしたよ。(NBAで優勝したことは)間違いなく俺と家族の人生を変えるものになっているんだ」と喜びをかみしめていた。

 バックスは今夏のFA戦線でPJ・タッカーがマイアミ・ヒート、ブリン・フォーブズがサンアントニオ・スパーズへそれぞれ移籍したものの、ジョージ・ヒルが復帰したほか、シェミ・オジェレイやロドニー・フッド、グレイソン・アレンという新戦力を加えている。

 そしてもちろん、アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーという3本柱は健在で、何よりも昨季プレーオフを勝ち抜いた経験がプラスされただけに、バックスは今季も優勝候補の一角であることに変わりはない。

 ディフェンディング・チャンピオンとして迎える今季。ポーティスには昨季と同様にベンチからエナジーを持ち込んでゲームの流れを変えていくことが期待されている。