栃木ブレックスにとって、千葉ジェッツをホームに迎えた前節は痛い連敗となった。1戦目は残り5分30秒の時点で14点差をつけたにもかかわらず、その後まさかの無得点で痛恨の逆転負け。2戦目は終始相手に主導権を握られ、わずか54得点しか奪えなかった。ここまでの6試合はライアン・ロシターとセドリック・ボーズマン以外の得点が少なく、日本人選手の奮起を促したい。

 今節の相手はやはり強豪のアルバルク東京。前節は横浜ビー・コルセアーズを寄せつけず、5勝1敗と順調に白星を重ねている。横浜戦では竹内譲次とアレックス・カークがインサイドで強さを見せ、ジャワッド・ウィリアムズが得意の3ポイントを連発。故障していた小島元基が戦列復帰したのも好材料だ。そして2戦目で9得点10アシストと、田中大貴の支配力が増している。

 昨季に比べて3ポイントも積極的に打っている譲次に対し、竹内公輔は今季得点に絡む場面が少なく、前節は1戦目が4得点、2戦目にいたっては無得点に終わっている。オフェンス面を改善したい栃木にとって、その高さと走力は魅力。A東京の勢いを止めるには、やはり公輔の力が必要だ。

文=吉川哲彦