トム・ホーバスヘッドコーチのもと新体制となった男子日本代表は、11月27・28日に宮城県仙台市で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」のWindow1に臨む。11月15日からはその直前合宿が行われており、日本代表候補に選ばれた選手たちが合宿を行っている。

 その合宿に参加中の岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)が、11月19日の練習後にメディア対応に応じた。

 現在31歳の岸本はまず最初に、「代表には縁がなかったタイプなんですけど、今回こうして選んでもらって本当にうれしく思っていますし、身の引き締まる思いです」と今回の代表候補選出に対する率直な感想を述べた。さらに「年齢も上の方になると思いますし、選ばれたことには驚きが大きかったです」と心境を語った。

 ホーバスHCから「自分が持っているスペシャルなプレーをどんどん表現してほしい」と言われたという岸本は、現在の手応えについても明かした。

「手応えは正直半々です。チームでプレーしている約束事と代表は違いますし、その部分のギャップを合宿の期間に早く埋めていきたいなと思っています。ディープスリーなどの自分の持ち味は、少なからず手応えを感じている部分はあるので、そこは引き続き自信を持ってプレーしていきたいです」

 Bリーグ設立以降はディフェンスへの意識が変わったと話す岸本は「自分のディフェンス力が上がったとは思ってないんですけど、ディフェンスをしなければチームを勝たせられる選手にはなれないなという自覚が年々増していて、そこは自分の中で大きく変化した部分です」と語った。

 外角のシュート力を持つ岸本は、ホーバスHCのオフェンススタイルにフィットすることが予想されるが、「激しいディフェンスからチームに良いものを伝染させられるようにという意識を持って練習しています」と話しており、攻防両面で精力的にアピールしているようだ。

 最後に岸本は、地元である沖縄県でも試合が行われる今回のワールドカップについて意気込みを語った。

「もちろん意識はします。そこに出られるようにベストを尽くしていけたらなと。地元の子どもたちと沖縄のバスケットの発展にも少しでも貢献できるようにしっかり取り組んでいきたいと思います」

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