3シーズンを過ごしたサンアントニオ・スパーズを去り、今シーズンからシカゴ・ブルズの一員となったデマー・デローザン。26日時点で1試合平均25.8得点とスコアラーぶりは健在であり、チームも12勝7敗でイースタンカンファレンス3位と、ブルズでの初年度は順調と言っていいだろう。

 デローザンは2009年にラプターズから9位指名でNBA入りし、9シーズンに渡ってチームをけん引。だが、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)のトレード騒動に巻き込まれ、忠誠を誓ったラプターズからの移籍が決まる。スパーズでは2018−19シーズンしかプレーオフに進めなかったが、それでも若手中心のチームをベテランとして支え続けた。

 海外メディア『OFFSIDE』によると、デローザンはこの数年自身を批判していた人たちへメッセージを送ったようだ。「僕はシカゴやサンアントニオには合わないと言われ続けた。けれど、自分のモチベーションとなるものはいくらでも見つけられる。僕はただ勝ちたい。そしてこの旅を楽しみたいんだ」。

 生粋の点取り屋として知られるデローザンの活躍に、今年の9月21日に引退を表明し、現在は大手放送局『ESPN』のアナリストであるJJ・レディックも反応。「現時点で、デローザンはMVPレースで3位に位置していると思うね」と言及し、新天地での健闘を称えている。

「彼はポートランド・トレイルブレイザーズ戦(日本時間18日)でいいプレーができず、ブルズは負け、ステフィン・カリーはブルックリン・ネッツ戦(17日)でクレイジーになった。これらは常に変化している。僕が言いたいのは、現時点でデローザンは少なくともMVPのトップ5に入るということだ」

 チームメートのザック・ラビーンも1試合平均26.1得点と、自分以外にも頼れるスコアラーがいることでデローザンには気持ちに余裕が生まれているのかもしれない。このまま上位をキープし、ブルズを3シーズンぶりのプレーオフへ導いてもらいたい。

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