昨季プレーオフへと返り咲いたニューヨーク・ニックスは、今季20試合を終えて11勝9敗。イースタン・カンファレンス7位と、まずまずの戦績を残している。

 ジュリアス・ランドルの平均19.2得点10.2リバウンド5.0アシストを筆頭に、ロースターには平均2ケタ得点を記録する選手が6人おり、白星先行で戦うことができている。

 だが12月1日(現地時間11月30日、日付は以下同)のブルックリン・ネッツ戦を翌日に控えた30日、トム・シボドーHC(ヘッドコーチ)は練習後にケンバ・ウォーカーをローテーションから外すと明かした。

「難しい決断だが、いつだってこのチームにとってベストなことをしなければならない。私はケンバのことをスターターとして見ている。でも3人の小柄なガードを同時起用してプレーするのはタフなのだろう。ケンバという男のことは非常にリスペクトしている。彼がリーグで成し遂げてきたことにもね。だが、私はチームのためにベストなことをしなければいけない」。

 ニューヨーク出身のケンバは、オールスター選出4度を誇るスコアリングガード。今季も平均24.5分11.7得点2.6リバウンド3.1アシスト1.1スティールにフィールドゴール成功率42.9パーセント、3ポイント成功率41.3パーセント(平均2.1本成功)を残している。

 10月こそ平均15.0得点にフィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイント成功率57.9パーセントを残すも、11月は同10.0得点にFG成功率39.1パーセント、3P成功率29.6パーセントまでダウン。28日のアトランタ・ホークス戦ではプレーせず、ニックスは99−90で勝利を収めた。

 この試合、ニックスはランドル、RJ・バレット、エバン・フォーニエ、ミッチェル・ロビンソンと共にアレック・バークスを先発ポイントガードとして起用し、チームトップの23得点に7リバウンド3アシスト2スティールと大当たり。ニックスはネッツ戦でもバークスを先発起用する方針となっている。

 ケンバが今季コートに立った441分で、相手チームはニックスを122得点も上回っていた。これは29日終了時点で勝ち越しに成功しているチームの選手たちの中で最も悪い数字。

 現在のニックスは低迷しているのではなく、昨季プレーオフ出場を果たし、今季はさらにそれを上回る戦績を残そうとしていることから、ケンバを外すという難しい決断を下したということなのだろう。

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