12月30日(現地時間29日)に行なわれたロサンゼルス・レイカーズ戦。メンフィス・グリズリーズは約40分間に渡って相手にリードを許していた。

 レイカーズはレブロン・ジェームズが37得点13リバウンド7アシスト、ラッセル・ウェストブルックが16得点10リバウンド12アシストのトリプルダブルを残し、リーグ屈指のスーパースターデュオが襲い掛かったのである。

 だがグリズリーズの看板選手がチーム最後の15得点のうち11得点を荒稼ぎ。終わってみればゲームハイの41得点に10リバウンド2アシスト2スティール2ブロックと大爆発し、グリズリーズを104−99の勝利へと導いた。

 男の名はもちろんジャ・モラント。2020年の新人王は、その驚異的な身体能力とボールハンドリングから自由自在にペイントエリアへ侵入し、ダンクやレイアップ、フローターで加点しつつ、チームメートたちの得点機会を演出するのだが、この日はアウトサイドからも絶好調。3ポイントを成功率85.7パーセントで決め切り、キャリアハイとなる6本もの長距離砲をレイカーズへ浴びせたのである。

「ディフェンスが仕掛けてきたことを利用していたんだ。それが僕らにとって奏功したのさ。それは僕が毎試合、普段どおりにアタックしているものなんだ。今夜は僕が主役だったというだけ」。

 モラントはそう謙そんするも、レブロンは「今夜の彼のように、ペリメーターからあそこまでショットが決まると、スピードと身体能力も相まって食い止めるのは難しくなる。あれだけショットが決まると、もう何もできなくなってしまう」と22歳のポイントガードを称えていた。

 通算154試合目で3回目の40得点ゲームとなったモラントは、早くも40得点超えの試合数でパウ・ガソル(元レイカーズほか/2回)、マイク・ミラー(元グリズリーズほか/2回)を抜いてフランチャイズ史上最多回数を塗り替えた。

 この日の勝利で、グリズリーズはウェスタン・カンファレンス4位の22勝14敗。そのチームを引っ張るモラントは、来年クリーブランドで開催されるオールスターに初選出される可能性が十分あると言えるだろう。

【動画】モラントとレブロンのスコアリングバトルをハイライトで!