1月10日(現地時間9日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはオーランド・マジックと敵地で対戦し、102−100で勝利を飾った。

 この試合で今シーズンのデビューを飾った八村塁に対して、ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチやチームメートが試合後の会見でコメントした。その模様をクラブ公式Twitterが動画で伝えている。

 アンセルドJr.HCは「(塁は)素晴らしかったよ。彼はチームに時折欠けているフィジカルさをもたらしてくれる。サイズもあるし、ドライブもできる。今日は数本オープンショットを外したが、選んだシュートは良かった。これからがますます楽しみだ」と八村の復帰戦を振り返った。

 指揮官は八村のスペーシングや万能性のあるディフェンス力を評価。しかし、「慣れるまでは(塁が出る時間帯の)戦術をシンプルにする予定だ」とも話しており、新たなチーム戦術に完全に溶け込むには、もう少し時間が必要なようだ。

 今シーズンから加入したカイル・クーズマは八村のシーズンデビューについて「ものすごくうれしいよ」とコメント。「ここ数週間でより親しくなって、オフコートでもけっこう話すようになったんだ」と八村との仲が深まっていることを明かしつつも、「次はオンコートでのケミストリーを残りの試合で確立させないといけない」とレギュラーシーズンの後半戦へ向けての課題を口にした。

 また、ウィザーズのエースであるブラッドリー・ビールも「最高だよ。彼にとっても、チームにとっても塁の復帰は大きい。彼自身のタイミングで戻ってこられて本当にうれしいよ」と復帰を果たした八村に祝福の声を送った。

 さらに、ビールは「コーチは今後ローテーションを組むのが大変だと思うよ」と笑顔で語った。チームの戦力が増えたおかげで、アンセルドJr.HCは贅沢な悩みを抱えることになりそうだ。

 ただ、ビールもクーズマ同様に「僕は前から彼とプレーしているから何も変わらないが、今シーズンから加入した選手たちは、お互いの傾向やスタイルに慣れる必要がある」と話しており、オンコートでのチームケミストリーの構築はウィザーズの上昇に必要不可欠だ。

 八村が本来の力を100パーセント発揮するのには、もう少し時間がかかりそうだ。しかし、NBAでの3年目を正式にスタートさせたこの復帰戦は、その大きな一歩に違いない。

【動画】八村の復帰について指揮官とチームメートがコメント