4月25日(現地時間24日、日付は以下同)。デンバー・ナゲッツがホームでゴールデンステイト・ウォリアーズに126−121で競り勝ち、シリーズ初勝利を手にした。

 ウェスタン・カンファレンス3位のウォリアーズと、6位のナゲッツによるシリーズは、3試合を終えてウォリアーズが3戦負けなしとしていた。この日も試合時間残り1分21秒にステフィン・カリーの5連続得点で、ウォリアーズが2点をリード。

 だがナゲッツはそこからニコラ・ヨキッチがレイアップ、モンテ・モリスがフローターを沈めて逆転すると、残り33.5秒にタイムアウト明けで迎えたウォリアーズのプレーをヨキッチがベンチから読んでロブパスへの警戒を促し、オースティン・リバースがスティール。残り8.3秒にモリスとヨキッチによる2メンゲームからヨキッチが左コーナーにいたウィル・バートンの3ポイントを演出。

 ヨキッチはゲームハイの37得点に8リバウンド6アシスト、5本の長距離砲を沈めたモリスが24得点5アシスト、アーロン・ゴードンが21得点6リバウンド4アシスト2ブロック、ベンチからボーンズ・ハイランドが15得点7アシスト、デマーカス・カズンズが10得点で勝利に貢献した。

 とはいえ、プレーオフで0勝3敗を喫した143チームがそこから4連勝してシリーズをひっくり返したことはなく、ウォリアーズ優勢な状況に変わりはない。

 それでも、リバースは「前の試合を落としていなければ、僕らは2勝2敗になっていたと感じている」と強気な姿勢を維持。ナゲッツはフロリダ州オーランドのバブル(隔離された施設)で開催された2020年のプレーオフで、ファーストラウンド(対ユタ・ジャズ)、カンファレンス・セミファイナル(対ロサンゼルス・クリッパーズ)を2シリーズ連続で1勝3敗から3連勝で制した実績がある。

 その立て役者の1人となったヨキッチは「(0勝143敗という)オッズは僕らに対するものだ。でもこのチームは何度かそのオッズを覆してきた。だから絶対にできないなんてことはないよね?」と自信をのぞかせていた。

 モリスは「僕らにプレッシャーなんてない。第3戦と4戦で、僕らはフィジカル面で自分たちが目指しているベストなバスケットボールができている」と切り出し、ウォリアーズ相手にもチームとしての自信をこう話していた。

「ここまでくれば、僕らは彼らを倒せる相手だと見ている。確かに彼らはとんでもないチームだ。でも僕らが自分たちのスタイルでプレーできれば、エナジーを持ち込んでやっていけば、自分たちに(勝利する)チャンスを与えることはできる」。

 一方、今年のプレーオフで初黒星を喫したウォリアーズでは、レギュラーシーズンを含めてキャリア初となる4本のフリースローミスを犯したカリーが「自分が本当に得意としているフリースローをあれだけ外すなんて最悪な気分」と語るも33得点に8アシスト4スティール、7本の3ポイントを沈めたクレイ・トンプソンが32得点2スティール、アンドリュー・ウィギンズが20得点6リバウンド2スティール2ブロック。だがドレイモンド・グリーンが13得点11リバウンド6アシスト2スティールを残すもファウルアウト、ジョーダン・プールが9アシスト3スティールながら得点は11にとどまった。

 勝利を飾ったことで、ナゲッツは意気揚々と28日の第5戦に臨むだろう。だがトンプソンは「僕らはマスト・ウィンの姿勢で戦っていく。次のシリーズを前に休養したいからね」と、次戦でシリーズ決着を狙うことを誓っていた。

 はたして、両チームによるシリーズの行方はどうなっていくのか。次戦も緊迫したゲームが展開されることになりそうだ。

【動画】ゲームハイの37得点を奪ったヨキッチの第4戦ハイライト!