昨季覇者ミルウォーキー・バックスは、4月28日(現地時間27日、日付は以下同)に行なわれたシカゴ・ブルズとのプレーオフ ファーストラウンド第5戦を116−100で制し、ファーストラウンドを4勝1敗で突破した。

 この試合ではヤニス・アデトクンボがゲームハイの33得点に9リバウンド3アシスト、パット・カナトンが20得点、ボビー・ポーティスが14得点17リバウンド、グレイソン・アレンが13得点5リバウンド、ブルック・ロペスが12得点5リバウンド2ブロック、ドリュー・ホリデーが10得点5リバウンド9アシストをマーク。

 第2戦を110−114で落としたバックスは、クリス・ミドルトンが左ひざの内側側副靭帯捻挫のため戦線離脱したものの、翌第3戦から3連勝してブルズを下した。

「第2戦のあと、僕らは自分たちが何に対処すべきかについて話し合ったんだ。このチームはその対処すべきことを知っていた。それをやるべきだと痛感したのさ。コートに出てハイレベルで競い合い、ささいなことにも可能な限り注意を払い、ディフェンス面で互いを助け合っていくこと。それをチームとしてやらなきゃいけなかった。それは決して1人や2人でやることじゃない」。

 ブルズとのシリーズを終えてそう語ったアデトクンボ率いるバックスが、5月2日から幕を開けるカンファレンス・セミファイナルで対峙するのは、ブルックリン・ネッツを4戦負けなしで下したボストン・セルティックス。

 両チームのレギュラーシーズンにおける直接対決は2勝2敗。レギュラーシーズンでリーグトップのディフェンシブ・レーティングとなる106.2を残したセルティックスは、ファーストラウンドで115.0だったものの、チーム全体でディフェンスに対する意識が高く、攻防両面におけるバランスの良さはリーグ屈指と言っても過言ではない。

「僕らは今から、違うシリーズ、違うチームと対決することになる。相手は本当に、すごくいいチームだ。これまでにやってきたことをまた発揮できるといいね」(アデトクンボ)。

 バックスにはアデトクンボとミドルトン、ホリデー、セルティックスにもジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンといったオールスター経験者が複数おり、カンファレンス・ファイナル進出をかけた激戦が繰り広げられることだろう。

 ただし、バックスとしてはミドルトンが少なくともシリーズ最初の2試合を欠場することが濃厚なだけに、厳しい戦いをしいられるかもしれない。オールスターフォワードは2週間後に再検査と報じられており、現状では第2戦終了後になるからだ。

 はたして、ディフェンディング・チャンピオンのバックスと年明け以降にリーグ有数のチームへと変貌したセルティックスによるシリーズはどんな展開となるのか。今から楽しみでならない。

【動画】バックスがシリーズを決着させたブルズとの第5戦のハイライト!