5月14日(現地時間13日、日付は以下同)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、ダニー・グリーンが左ひざの前十字靭帯(ACL)と外側側副靭帯(LCL)を断裂したことを発表した。

 シクサーズは13日のイースタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦でマイアミ・ヒートに90−99で敗れ、2勝4敗でシリーズ敗退となり、今季を終えた。グリーンはその試合の第1クォーター残り約9分にジョエル・エンビードが左ベースラインからドライブでショットを放った際にリング下で接触。

「僕はあそこへ行こうとしたんだ。彼がバスケットへドライブしていくのが見えたから、インサイドでポジションを取ってリバウンドを、もしくはダブルに行かせないようにね。ジョエルがリムへやってきて、レイアップを放ったのを見たんだ…。あれが入ったかどうかは分からないけど、その後に転倒してきたのは覚えている。(そこから)動こうとしたんだけど、できなかった。あっという間のことだったんだ」。

 グリーンは14日に行なわれたシーズン終了インタビューで左ひざに重症を負ったシーンを振り返り、「そうなってしまったら、もう(試合には)戻れないことは分かっていた。でもこれほど深刻なことだとは思ってもいなかった」と話していた。

 今季でキャリア13シーズン目となったグリーンは、レギュラーシーズンで62試合(うち先発は28試合)の出場で平均21.8分5.9得点2.5リバウンド1.0アシスト1.0スティールに3ポイント成功率38.0パーセント(平均1.7本成功)を記録。

 プレーオフでは全12試合で先発を務め、平均26.6分8.6得点3.1リバウンド1.0スティールに3ポイント成功率40.8パーセント(平均2.6本成功)を残していたのだが、長期離脱を余儀なくされることに。

 来月35歳を迎えるグリーンは、キャリアを通じてひざに大ケガを負ったことはなく、手術したこともなかったのだが、今回のケガにより手術とリハビリという長い道のりが待っている。

 『ESPN』などの現地メディアによると、グリーンの来季契約は約1000万ドル(約12億9000万円)ながら無保障。シクサーズはベテランスウィングマンの来季契約を保障するかどうかを、7月2日までに決断することとなる。まずはグリーンが長いリハビリを耐え抜き、再び健康体を取り戻してコートへ戻ってくることを願うばかりだ。