5月14日(現地時間13日、日付は以下同)。ミルウォーキー・バックスはホームでボストン・セルティックスを迎え、イースタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦に臨んだ。

 3勝2敗でシリーズ突破に王手をかけていた昨季覇者は、ヤニス・アデトクンボが44得点20リバウンド6アシスト2ブロックと大暴れ。NBAのプレーオフ史上、これまで1試合で40得点20リバウンド5アシスト以上をたたき出したのは、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)のみで、アデトクンボは歴代3人目の快挙を達成。

 だが試合はジェイソン・テイタムがゲームハイとなる46得点に9リバウンド4アシスト、ジェイレン・ブラウンが22得点5リバウンド4アシスト、マーカス・スマートが21得点5リバウンド7アシストをマークしたセルティックスが108−95で制し、シリーズ戦績を3勝3敗とした。

 両チームによるシリーズは、ここまで交互に勝利を手にしており、運命の第7戦はセルティックスのホーム、TDガーデンで16日に行なわれることとなる。

「このシリーズでは誰も連勝できるとは思っていない。そして今、最後を迎える。こうなったら何としてでも4勝目を手にしてシリーズを制するしかない。まるでカレッジのようだ。負けたらシーズン終了、勝てば次に進めるNCAA(トーナメント)みたいな感覚だ。ワクワクするね」。

 激戦続きのシリーズについて、バックスのマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)はそう話しており、マイアミ・ヒートが待つカンファレンス・ファイナルへどちらが進むかは16日の試合終了のブザーが鳴るまで分からない。

 両チームにおけるプレーオフのシリーズ第7戦の戦績は、セルティックスの24勝9敗に対してバックスは3勝8敗。だが昨季のイースト準決勝第7戦で、バックスは延長の末にブルックリン・ネッツに勝利した実績がある。

 フィラデルフィア・セブンティシクサーズに在籍していた2012年のイースト準決勝第7戦でセルティックスに敗れた過去を持つドリュー・ホリデーは「経験だね。自分自身、そして自分の身体を(第7戦に向けて)備えるんだ。(レギュラー)シーズン、さらにこれまでやってきたことを信じていくんだ」と口にし、さらにこう続けていた。

「僕はその瞬間を生きているようなものさ。僕にとっては3度目の第7戦で、これまで1勝1敗だった。(勝利して)自分に有利な勝率にしたいね。もうほとんどの部分がメンタルゲームになってくると思う。僕らは皆プロなんだ。自分たちでしっかり備えて、自分たちの全てを出し尽くしてみせる」。

 はたして、セルティックスとバックスによるシリーズ最終戦は、どんな結末を迎えるのか。今から楽しみでならない。

【動画】シリーズ第6戦でバックスの選手たちが見せたハイライト!