ルカ・ドンチッチ率いるダラス・マーベリックスは、今年のプレーオフでユタ・ジャズを4勝2敗で下して2011年以来初のファーストラウンド突破。フェニックス・サンズとのカンファレンス・セミファイナルでもアウェイで2連敗を喫した後にホームでその分を取り返して2勝2敗に持ち込むも、第5戦を80−110の大差で落とし、2勝3敗で追い込まれていた。

 だが5月13日(現地時間12日、日付は以下同)にホームで行なわれた第6戦を113−86で快勝し、昨季のウェスタン・カンファレンス覇者相手に逆王手(3勝3敗)をかけた。

 この試合、ドンチッチはゲームハイの33得点に11リバウンド8アシスト4スティール、レジー・ブロックが19得点7リバウンド2スティール、ジェイレン・ブランソンが18得点3スティール、スペンサー・ディンウィディーが15得点をマーク。

「誰かがトラッシュトークしてくるのは歓迎さ。それによって僕は気持ちが高まるからね。楽しいものさ」とドンチッチは明かしつつ、「この試合、僕らはディフェンスで勝てたんだと思う。僕らは新たなレベルのゲームに達したんだ。楽しいよ。これはプレーオフなんだ。僕らはエナジーを出しているのさ」と勝因について話していた。

 それもそのはず。マブスはサンズのフィールドゴール成功率を39.7パーセント(31/78)、3ポイント成功率も33.3パーセント(6/18)に抑え込み、22本ものターンオーバーを誘発させたのである。

 とはいえ、23歳のドンチッチが見せたパフォーマンスは申し分なく、このシリーズでも平均32.2得点9.8リバウンド7.5アシストと爆発している。

「エリミネーションというのは、この旅路にとってはもう1つのゲームでもあるんだ。我々のゴールはチャンピオンシップを勝ち取ることだからね。早いうちに終わってしまうこともあるし、6月(のNBAファイナル)までプレーできることだってある。その点、彼(ドンチッチ)はその瞬間を楽しんでいると思うね。彼はこの大舞台でも恐れることなんてないのさ」。

 ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)はドンチッチについてそう称賛し、頼れるスーパースターの活躍に目を細めていた。

 両チームによるシリーズ第7戦は16日。勝利チームがカンファレンス・ファイナルへ進み、負けたらそこでシーズン終了となる。

「スポーツ界で最高の二言(Game seven)だ。エナジーがあふれてくるのを感じるよ。これは最高の機会だ」とサンズのデビン・ブッカーは話しており、どちらがゴールデンステイト・ウォリアーズの待つウェスト決勝へと駒を進めることができるのか。サンズとマブスによるシリーズ最終戦は、必見の試合なのは間違いない。

【動画】第6戦で33得点をマークしたドンチッチのハイライト!