「僕はいま最高のレベルで競い合えていて、ファイナル4(カンファレンス・ファイナル)のチームの一員でいることができている。正直、この気持ちを表現するのは難しいね。もう本当に信じられないよ。僕らは依然として最高のバスケットボールができていると思うね」。

 そう語ったのは、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソン。2019年以来、3年ぶりにプレーオフ進出を飾ったウォリアーズは、5月14日(現地時間13日、日付は以下同)に行なわれたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦でメンフィス・グリズリーズを110−96で下し、4勝2敗でシリーズ突破を決めた。

 トンプソンはこの試合で8本の長距離砲を放り込み、チームトップの30得点に8リバウンド3ブロックの大活躍。19年のNBAファイナル第6戦を最後に、大ケガに見舞われてきた男は今年1月に約2年半ぶりに復帰し、この大事な一戦で貴重な働きを見せた。

 直近7度のシリーズ第6戦のうち、トンプソンは6度も25得点以上を記録。「格別だね。僕らがこの2、3年間で経験してきた全てのことが、本当に信じられない機会になっている」と、トンプソンはウェスト決勝に向けて意気込んでいた。

 また、ウォリアーズではトンプソンのほか、ステフィン・カリーが29得点7リバウンド5アシスト2ブロック、アンドリュー・ウィギンズが18得点11リバウンド3ブロック、ドレイモンド・グリーンが14得点15リバウンド8アシスト、ジョーダン・プールが12得点、さらにシリーズ初先発となったケボン・ルーニーが11本のオフェンシブ・リバウンドを含む計22リバウンドに5アシスト。

 ウォリアーズで3度の優勝を勝ち取ってきたカリーは「最初のショットが決まってから、まるで2019年のファイナルでケガをする前の彼が楽しんでいるように見えたよ。これは(19年までとは)違う楽しみであり、これまでとは違うエナジーなんだ。特にこのチームのファンの前で彼を見るのは、本当に楽しいね」とバックコートの相棒を絶賛。

 さらにグリーンも「(トンプソンは)俺が一緒にプレーしてきた中で、最もタフな男の1人で、闘争心あふれる男なんだ。いや、たぶん最もタフな男だ。今夜、彼はそれを見せつけてくれたよ。彼はすぐさま爆発してくれた」と、トンプソンのパフォーマンスに酔いしれていた。

 ウォリアーズがウェスト決勝でファイナル進出をかけて戦う相手は、16日に行なわれるフェニックス・サンズとダラス・マーベリックスによる第7戦の勝者。19日に幕を開けるカンファレンス・ファイナルも、是非とも注目していただきたい。

【動画】シリーズ第6戦で大暴れを見せてきたトンプソンのハイライト!