5月22日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」のセミファイナル第2戦が行われ、島根スサノオマジックは敵地で琉球ゴールデンキングスと対戦した。

 第1戦で85−94と敗北を喫し、負ければシーズン終了という窮地に立たされていた島根。この試合では、38−36とわずかにリードして試合を折り返し、後半でも一進一退の戦いを繰り広げていたが、同点の場面で琉球のドウェイン・エバンスにブザービーターを決められ敗戦。70−72でこの試合を落とし、セミファイナルで敗退となった。

 試合後のインタビューでは、指揮を執った島根のポール・ヘナレヘッドコーチは「まさに素晴らしいチームで、努力の結果だと思います」と琉球を手放しで称賛。第1戦、第2戦ともに西地区王者を追い詰めた島根だったが、それ以上の実力を見せつけられる格好となった。

 続いて、指揮官は自らのチームに関しても言及。「苦しい状況でもしっかり戦い抜いてくれて、沖縄にフィジカルで負けなかった選手にまず感謝したいなと思います」とコメントを残した。

 その一方で、都市部のチームが強いと言われるBリーグの中で、地方のチームとして快進撃を見せたことについても質問が及ぶと、「もちろん多くのサポートを受けた結果でもあるが、全国に名を轟かせることができるっていうのは大きな意味があると思う」と回答。「いいスタートを切れたんじゃないかなと思います」と、地方都市でも可能性を示したことを高く評価しているようだった。

 また、ヘナレHCは、就任初年度となる今シーズンを「学びの一年だった」と形容。島根にとって初めてのCS進出など、環境が大きく変わった島根だったが、「いろんなことに直面して、乗り越えてこれたというところは非常に大きな経験でした」と、改めて収穫の多いシーズンだったことを噛み締めていた。