2020年のイースタン・カンファレンス覇者マイアミ・ヒートが、ボストン・セルティックスとのカンファレンス・ファイナルで2勝3敗と追い込まれた。

 5月26日(現地時間25日、日付は以下同)にホームで行なわれた第5戦に80−93で敗れたヒートのエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「我々は言い訳をするつもりはない。今夜ボストンが我々を打ち負かした。それははっきりさせておこう。選手たちは(オフェンスとディフェンスの)両面で100パーセントには程遠かった」と、潔く負けを認めた。

 この試合、ヒートではバム・アデバヨが18得点10リバウンド、ゲイブ・ビンセントが15得点、ジミー・バトラーが13得点6リバウンド4アシスト2スティール、ダンカン・ロビンソンが11得点4リバウンドを記録。

「俺たちはまだ準備している。まだ数試合あるんだ。俺たちは勝利がほしい」とアデバヨが口にしたものの、ヒートはシリーズ5戦を終えてチーム全体でフィールドゴール成功率40.7パーセント、3ポイント成功率29.2パーセントと苦しんでいる。

 特にここ2戦はセルティックスが敷く強固なディフェンスの前にいずれも82得点以下に抑え込まれており、フィールドゴール成功率は33.3パーセント以下と不発。

「ファイナルへのチケットを手に入れるべくここを突破したいなら、途方もないくらいタフなことをやらなければならない」と指揮官が話していたように、ここから2連勝で挽回することは厳しいと言わざるをえない。

 セルティックスが3勝2敗で王手をかけたイースト決勝は、28日にTDガーデンで行なわれる。もっとも、ホームでシリーズに決着をつけるチャンスを手にしたセルティックスのジェイソン・テイタムに慢心はない。

「(マイアミが逆転してくる)可能性はある。実際、僕らは前のシリーズ(カンファレンス・セミファイナル)でそれをやり遂げた。だから僕らは決して満足なんてしちゃいけない。もっといいプレーをしていく必要があるんだ。まだ終わっていないんだから」。

 はたして、今季イーストを勝ち上がってゴールデンステイト・ウォリアーズが待ち受けるNBAファイナルへ駒を進めるのは王手をかけたセルティックスなのか、それとも窮地に追い込まれたヒートなのか。両チームによるシリーズ終盤に注目だ。