6月3日(現地時間2日、日付は以下同)にスタートする今季のNBAファイナルは、ボストン・セルティックスとゴールデンステイト・ウォリアーズによるシリーズとなった。

 両チームは今プレーオフにおけるトップ3スコアラーたちがいずれも現所属チームにドラフト指名された選手となっている。セルティックスでは1位から順にジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、マーカス・スマート、ウォリアーズでは同ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ジョーダン・プールだ。

 『ESPN Stats & Info』によると、ファイナルに出場する両チームがこの条件を満たしたのは、シカゴ・ブルズとユタ・ジャズが対決した1998年のNBAファイナル以来、実に24年ぶり。それだけ、両チームのコアメンバーが長い間同じチームでプレーしてきたと言えるだろう。

 なかでも、両チームの中で最も知名度と人気を誇るカリーは、昨年10月に75周年記念チームに名を連ねたスーパースターであり、2度のシーズンMVPを獲得した実績を持つ。

 カリーは縦横無尽にコート上を動き回ってクイックリリースの3ポイントやレイアップにフローターと点を積み重ねることができる。特にホームで長距離砲が決まると大盛り上がりを見せるだけに、要注意人物なのは間違いない。

 もっとも、セルティックスにはスマートというリーグ最高級のディフェンダーがおり、今季レギュラーシーズンにおける2試合でカリーの主なディフェンダーとなった状況で、フィールドゴール成功率25.0パーセント(2/8)、しかも3ポイントを4本すべてミスへと追いやっていた。

 しかも、『StatMuse』によると、カリーはここ5シーズンでスマートにガードされた際、6試合でフィールドゴール成功率37パーセント、3ポイント成功率30パーセントの計30得点3アシストに7ターンオーバーに終わっていることから、決して得意な相手ではないと言える。

 はたして、NBAの頂上決戦という大舞台でスマートのディフェンスがカリーを苦しめるのか。それとも、カリーが一転して次々にショットを沈めていくのか。両者によるマッチアップにも注目していきたい。