6月6日(現地時間5日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)が辞任したことを発表し、新たな指揮官を探していくこととなった。

 するとこの動きにドノバン・ミッチェルが動揺していると『ESPN』が報道。情報筋によると、ジャズのエースはスナイダーHCが退団したことに“驚き、がっかりした”、さらに“落ち着きがなく、フランチャイズの将来について疑問をもち、不安視している”という。

 スナイダーHCはジャズで8シーズン指揮を執り、レギュラーシーズンで通算372勝264敗(勝率58.5パーセント)、プレーオフでは通算21勝30敗(勝率41.2パーセント)を記録。

 2017−18シーズンにNBA入り後、ミッチェルは同HCの下でプレーしており、毎年プレーオフにも出場。『ESPN Stats & Info』によると、ミッチェルはプレーオフで5度も連続して平均20得点以上を残しており、これはガードとしてアレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)以来だという。

 25歳のオールスターガードが2020年にマックス額で延長契約を結んだ背景には、スナイダーの存在が理由だったとも『ESPN』が報じていることから、信頼する指揮官の退団にショックを受けたのだろう。

 とはいえ、ジャズは6シーズン連続でプレーオフに駒を進めてきたものの、そのうちカンファレンス・セミファイナルで3度敗退を喫しており、ここ4年間に限ってみれば3度もファーストラウンド敗退だったことからも、現有戦力では限界を迎えていたのかもしれない。

 7日に『The Athletic』が報じたところによると、ジャズはルディ・ゴベアとボーヤン・ボグダノビッチに関するトレードの関心を集めており、マイク・コンリー、ジョーダン・クラークソンについてもトレードのオファーに耳を傾ける意向で、今夏大きな動きを見せる可能性がある。

 はたして、ジャズのマネジメント陣はオールスター常連となったミッチェルを説得することができるのか。今夏のフリーエージェント(FA)戦線でも注目を浴びることになりそうだ。