75周年を迎えたNBAの2021−22シーズンも佳境を迎え、ゴールデンステイト・ウォリアーズとボストン・セルティックスがファイナルでの激闘を演じている。そんななか、現地メディア『ESPN』のケビン・ペルトン氏は、歴代NBAファイナルの各試合で活躍した選手を振り返る記事を投稿した。

 ペルトン氏はファイナルのGAME3に絞り、第3戦で活躍した5つのポジションの選手と、そこに惜しくも漏れた6人目の選手(シックスマン)の計6名を選出。大舞台で活躍した選手たちで構成された『オールタイムGAME3チーム』として紹介している。

 ファイナル第3戦で躍動した選手たちは以下の通りだ。

◆『オールタイムGAME3チーム』

※()は当時の在籍チーム

■ポイントガード:ジェリー・ウエスト(レイカーズ)
【1965年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:43得点12リバウンド7アシスト

■シューティングガード:ドウェイン・ウェイド(ヒート)
【2006年】マイアミ・ヒート vs ダラス・マーベリックス
主なスタッツ:42得点13リバウンド

■スモールフォワード:ジミー・バトラー(ヒート)
【2020年】マイアミ・ヒート vs ロサンゼルス・レイカーズ
主なスタッツ:40得点11リバウンド13アシスト、フィールドゴール20本中14本成功

■パワーフォワード:エルジン・ベイラー(レイカーズ)
【1963年】ロサンゼルス・レイカーズ vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:38得点23リバウンド8アシスト

■センター:ウィルト・チェンバレン(ウォリアーズ)
【1964年】サンフランシスコ・ウォリアーズ(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ) vs ボストン・セルティックス
主なスタッツ:35得点25リバウンド5アシスト

■シックスマン:ヤニス・アデトクンボ(バックス)
【2021年】ミルウォーキー・バックス vs フェニックス・サンズ
主なスタッツ:41得点13リバウンド6アシスト

 1965年のファイナル、2連敗を喫したレイカーズはホームでの第3戦を迎えた。エルジン・ベイラーを負傷により欠くも、ウエストがハイパフォーマンスを発揮して126−105で初白星を獲得。一矢報いたレイカーズだったが、1勝4敗でセルティックスの7連覇を見届けた。

 2006年のファイナル、マブスに2−0とリードされていたヒートは、第3クォーターに失速し、68−77で最終クォーターを迎えた。しかし、キャリア3年目のウェイドが最後の12分間で15得点を挙げ、98−96でヒートが勝利。ウェイドが崖っぷちのチームを救うと、ヒートはここから4連勝で球団初優勝を飾った。

 2020年にヒートをファイナルへ導いたバトラーは、スターターのバム・アデバヨとゴラン・ドラギッチが負傷欠場するなか、レイカーズに2連敗を喫していた。しかし、高確率で得点を重ねたバトラーは、ウエスト(1969年の第7戦)とレブロン・ジェームズ(2015年の第5戦)以来3人目となる40得点超えのトリプルダブルを記録し、初勝利をつかむ。優勝こそ逃したものの、2勝4敗とレイカーズに食い下がった。

 セルティックスが5連覇を達成した1963年のファイナル。レイカーズのベイラーは、2連敗で迎えた第3戦で躍動する。ウエストが42得点を挙げると、ベイラーは38得点に加えて、プレーオフキャリア最多タイとなる23リバウンドをマークし、レイカーズの勝利に大きく貢献した。

 1964年のファイナルはチェンバレンとビル・ラッセルのセンター対決に注目が集まった。驚異のパフォーマンスでウォリアーズを勝利に導いたチェンバレンだったが、白星はこの第3戦のみとなり、1勝4敗でセルティックスに6連覇を達成された。

 2021年のファイナル、バックスはサンズに2連敗を喫し、ホームに戻ることとなった。第2戦で42得点12リバウンドを記録していたアデトクンボは、2000年のシャキール・オニール以来となる2試合連続の40得点10リバウンド以上をマーク。エースの活躍で反撃を開始したバックスは、ここから4連勝で王座についた。

【動画】40得点超えのトリプルダブルを記録したバトラー!